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Photo by
kaeruconet
魔法の言葉を探しましょう!
おはようございます。
人にはその人なりの魔法の言葉があります。
ある受験予備校では
ビデオですべての授業をしますが、
皆で集まるホームルームがあり、
担任の職員が付いています。
何をしているかというと、
その生徒をやる気にさせる言葉を見つけ、
その言葉を声がけするのだそうです。
例えば、
ヘレンケラーの話をすればやる気が出る生徒、
イチローの話をすればやる気が出る生徒、
松下幸之助の話をすればやる気が出る生徒
などです。
人にはそれぞれやる気の出る言葉があります。
それを刺激すると飛躍的に成果が上がります。
魔法の言葉の効用は受験だけではありません。
就職活動でも使えます。
会社や病院でも使えます。
実は営業でも使えます。
家を買うとき、営業の方は、
意思決定者がお父さんなのか?
お母さんなのか?子供たちなのか?
を探ります。
そして、意思決定者の魔法の言葉を探して、
商談をまとめます。
さらに言うと、介護の現場にもあります。
デイサービスに行きたくないと
頑として動かないおじいさんがいるとします。
周りの人がとりあえず行ってみようとか、
皆が待っているからとか
いろいろと声を掛けますが、
30分たってもダメであきらめることがあります。
けれどもある介護職員の方が、
「同郷の〇〇県出身の▽▽が待っているよ」
とひと声掛けたら、あら不思議。
おじいさんが重い腰をひょいと上げました。
そのおじいさんが故郷のことに感度が良いと
知っていたのです。
一声の違いなのですが、
職員の方の生産性は、5倍は違うでしょう。
この魔法の言葉を自動的に見つけられたら、
各所での人手不足が一気に解消するのではと
私は思います。
魔法の言葉は、その人が書いてきた作文とか、
普段の会話の録音などから
自動的に見つけられるのではないでしょうか。
今日もよろしくお願いします。