今、ここでぼーっとする
昨日はひょんなことからお知り合いになったご夫婦の自宅へお邪魔してきました〜!
旦那様が脚本家で、奥様が朗読をされる素敵なお二人で、
原爆をテーマに創られた物語の動画をみせていただきましたが、もー涙なしではみれなかった。
朗読劇って、不思議。
読み手が演じてるのに、主人公はわたしのような気がして、まるで自分の体験のようにリアルに感じ取れる。
演劇と小説の両方の良さを兼ね合わせた感じ。
情景が浮かんできて、感情移入がするっとできてしまう。
もちろん、脚本と読み手の技術も要なんだと思うけど、とにかく、よかった。
その朗読劇の動画は、また後日あらためてシェアさせていただくこととして、
今日はお二人が素敵なんですって話(笑)
お互いにさん付けで呼び合っていて、夫婦と言えど、人同士のちょうどいい距離というか、心地よい関係というか。
もちろん、今までいろんなことがあったでしょうし、穏やかでいられない時ももちろんあるんだとは思うんだけど、
なんていうか、そんな感じでわたしのように第三者が入ったときに作り出される雰囲気がすごくリラックスしていて、さりげなく優しくて、ご自宅も長い時をかけて少しずつ集まってきた好きなものたちが仲良く並んで飾られてて、庭もたくさんの植物がいきいき生息してて、
まるでオアシスなんですわ〜。
雰囲気を例えるとしたら、となりのトトロのサツキとメイの家。
なんか、そんな感じ。
まっくろくろすけとか、キジムナー(カジュマルの木に宿る沖縄の精霊)とか絶対いる!
そんな気配がするおうちなんです〜!
あ、怖いというわけじゃないですよ。
そんな感じ、植物や目に見えないかわいい妖精みたいなものと共存してるような雰囲気。
そんな、素敵なおうちで暮らしている素敵なご夫婦と、たくさん面白い話をしたんですが、
旦那さんがいつも意味深い名言を言われるんです(笑)
わたしが勝手に意味深く取ってるだけかもしれんけど
昨日の名言は
「ぼーっとするのは大事だよ」
これ!
ほんま、そうだなと思った!
お寺に座禅くみに行ったという話から発展したんだけど、
座禅とか瞑想とかね、
無になるとか言うけど、なんかイマイチよくわからないけど、
ぼーっとする
これならわかる!
ぼーっとする
なーんも考えず、ぼーっとする
ぼーっと空をみる
いや、もっと庶民的に
ぼーっと天井をみる
ぼーっと壁をみる
これだ!
人は意識があるときは
何かしらいつも考えてる。
明日のこと
昨日のこと
これからのこと
これまでのこと
ぼーっとする
その時間は
今
それだけ
マインドフルネスとかで
いま、ここ
て言うけど、
まさにそれかも。
ただただ
今
それだけ
楽しいなとかもない
ぼーっとする感覚
その時間のあと
なんか心もからだも
スッキリしてる気がするし
いろんなこだわりとか
考えの視野が
少し
ゆるくひろく
なる気がする
忙しい
てのは文字通り
心を亡くすってね
実際に亡くすわけじゃなくて
今
から
心が不在になる
そんな気がする
んじゃあ心ってなにさ?
心は心
考えることでもなく
ただただ
心
ただただ
今
みたいに
ただただ
今
心がある
それだけ
それだけなんだけど
それを実感するって難しいし
そもそも
実感してる時点で
違う気がする
無になる
ぼーっとする
そこにはただ
今と
心
それだけがあって
言ってみれば
いつも瓶に色々詰め込んでる
いろんなものを
全部外に出して
空っぽにしてまう感じかなあ
だから、瓶しかない
それだけ
みたいな?
一度空っぽにした瓶に
また色々入れるのは
自由で
前も入れてたものでもいいし
新しく何かを入れてもいい
自由なわけ
そのくらい
心も自由で
その心の瓶は
何度でも何度でも
空っぽにできる
ぼーっとする
それだけでいい
そうかも!
て、勝手に解釈しました〜!
ぼーっとしてるとき
すごいアイデアや言葉が降りてきたりね
そういうこともあるよね〜
て話してて
そうか、
体も器だけど
心も器で
器を空っぽにすることで
新しいもの
目に見えないちからとかが
そこに入り込む余地ができるのか
と妙に納得したわけです。
そんな感じで、素敵なご夫婦とは、いつもそのような話や表現について、とか、世界の流れとか時代の動きとか、スケールがふわふわしてるようで壮大で現実的でも幻想的でもあるお話をさせていただいてるのであります。
ぼーっとする
これ大事。
1日にほんのすこしでも
ぼーっとする時間
作っていこう。
作るというとまた違うかもしれんけど
座禅や瞑想する時間
心という瓶を
空っぽにする時間
大事にしていきたいなあと思いましたとさ。
また長々となりましたが、読んでいただきありがとうございました!