断食を楽しむためのコツ
週一回断食をやっていて気がついたのだが、断食期間中にはモノを食べない事を優先できるようになっているなという事だ。
「そんなの当たり前だろ」と思われるかもしれないが、実は意外とこの境界は普通に生きていると曖昧だ。
口寂しさに甘いものをつい食べてしまったり、あるいは最近食べ過ぎだから食事摂取量を抑えようだったりと、私達は食べる・食べないの基準値が曖昧であり、それがどのような定常状態に繋がっているのかを理解できていない。
よくダイエットの失敗原因としてリバウンドがあげられるが、これも「3日間食事を制限した」のなら「3キロぐらい痩せるはず…」というような、根拠に乏しい期待値に対する勝手な失望がある。
頑張ったら報われる…と思っている人も多いとは思うのだが、実際には頑張りと成果は常に1:1の関係には無い。ダイエットもそうで、主観的な効果と実際の効果は基本的には一致しない。
この認知のズレをどう解消するのかが、ダイエットにおける一つのポイントのように思う。例えば、週一回断食をキチンと習慣として取り入れる事に成功すると、週一日程度の断食で肉体がどれだけ反応するのかが、かなり精度が高く予測できるようになる。
普段通りの食生活をやった上での週一回断食の期待値が理解できてくると、それを破ったらどうなるのかも理解ができるようになってくる。
すると、なんだか断食期間中にモノを食べる事が「もったいない」ように思えてくる。
もし仮にここでモノを食べてしまうと、残りの6日間で好き勝手やる事ができなくなってしまう。せっかく6日間楽しい日を作る為に頑張って1日を設定したのに、それでは意味がない…というような感じといえばわかりやすいだろうか。
と、ここまで書いたのは断食をいい意味での我慢と捉える為の認知のセッティングだが、最近になって逆に食べない事を食べることよりも楽しめるような認知のスイッチ方法もある事に気がついた。それが…
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