師の教え
今日は私のコーチの師匠に会った。
下手なビジネスより生き残りの難しいコーチング業界でずっと成功し続けている人であり、マインドがブレた時に相談できるコーチのなかのコーチだ。
彼のなにがすごいのかというとクライアントに対する姿勢である。
いつもはお金を払って彼のコーチングを受けているのだが、今日は私用でたまたま彼のサロンを訪れただけだった。
そうすると、わざわざ遠くからきたからといってサロンに招き入れ、何か悩みごとがあるかと彼から尋ねてくる。
相手はプロのなかのプロのであるから時間をとるのも申し訳ない。
だから、私は控えめに相談するが、実は下心もあったりする。
彼はそれを見越してか、私の悩みを解決することに全力投球する。
気づけばいつものコーチングセッションの倍以上の時間と質をかけて、私に色々なものを与えてくれた。
そんな彼の圧倒的な貢献マインドにいつも私は、目先の利益に心が傾きそうになる自分に羞恥心を覚える。
彼はビジネスではなく、貢献のマインドでしかやっていないのだ。
ただ目の前の人の問題を解決してきただけなのだ。
営業もマーケティングもまったくせず、利益度外視な人が、人一倍ビジネスがうまくいっているんだから皮肉なものだ。
そんな人が身近にいる私は本当に感謝しても仕切れないくらいである。
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