読書をしないと国が亡びる。『本屋を守れ』
『本屋を守れ 読書とは国力』は、教養を得ることの大切さを教えてくれるビジネス書です。
「教養がないと大局観が得られない」「大局観のない人は判断を誤り周囲の人を不幸にする」「人間は語彙を用いて思考している」など、読書から教養を得る施策が述べられています。
特に「人間にとって最も大事な読書の時間をスマホという名の麻薬が強奪している」は前山も反省が必要です。
「人間の深い情緒は孤独な時間から生まれる」ため、スマホゲーム・LINE・メールで、貴重な孤独な時間を台無しにしてしまうからです。
本を読まない人たちに読んで欲しい本ですが、本を読まない人は絶対にこの本を読まないでしょうね。
「知識=情報×α⇒教養=知識×α」「教養:論理の暴走を抑制するブレーキ」「全白人の悪夢は日本の頭脳と中国のマンパワーが一つになること」などを通して、情報を知識に、知識を教養にするために必要なことが書かれています。
特に「漢字を読めないと読める本の範囲が狭まり感性や情緒も育たない」ので、小学生のうちに常用漢字2136字を全部読めるようにしておくことが、子どもに教養を身につけるうえで一番の教育方法です。
まぁ、漢字を書くはパソコンやスマホがあればいいので、漢字の書き取りのようなムダな時間を潰して、読むための訓練を積ませる方が有益です。
ある意味、教育に関係するすべての人たちが読むべき本です。
著 者:藤原正彦
出版社:PHP研究所(PHP新書)
発売日:2020/3/13
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