自分の当たり前は他人から見たら実は凄いスキルだった
少し前に、他人の当たり前を変えるのは難しいという日記を書きましたが、今日も「当たり前」についてアプローチしてみます。
ちなみに前回は書いたのは、自分の当たり前が正しいと考え、それを他人に強要して変えようとするなら、自分も他人に自分の当たり前を変えられることを許容しないといけなくなる。という内容で、2ちゃんねるを作ったひろゆきさんがおっしゃっていることを受けて書きました。
今日は『自分の当たり前は他人から見たら実は凄いスキルだった』について書こうと思います。
書くことになったキッカケですが、自分がWebライターの仕事に転身しても、割とスムーズに良い感じの案件をいただけている理由を追及したことが始まりです。
僕はピアノを主とした楽器という高付加価値商品の営業経験があります。正社員としておよそ13年、フリーランスになった今もお手伝い的に週3日出勤していることもあり、人に何かを提案することを日常的にしています。
そういった経験が活きているのか、ライティングという点では素人でも、クライアントとのやり取りがスムーズにでき、さらに言われたことだけをするのでは落ち着かなく、必ず何か1つや2つを提案するクセもあって、思った以上に喜んでもらえます。
自分にとっては普通のやり取りなのですが、当たり前にしてきたこともジャンルを変えると、思った以上に相手には良く見えることがあるんだなと感じました。
ライター関係だと、他にはこんな人も重宝されそうと思うのは、
・営業力、提案力、企画力のあるライター
・写真撮影能力がプロに近いライター
・カウンセリング経験があり、人の話を聞くのがうまいライター
・主婦の経験があり、ママの気持ちに共感できるライター(子育ての経験も同じく)
などなど。
その世界の中では自分よりも実力のある人がうじゃうじゃいても、ちょっと世界を変えると自分が希少価値のある人になるってことです。
他のことだと、料理ができる、法律に詳しい、楽器が演奏できる、字が綺麗など色々思いつきますね。
ライターという仕事柄、ジャンルの専門性が高いとそれだけでも重宝され、書く力や文章術は少し指導すればなんとでもなると考えるクライアントはけっこういるようです。
書くことは教えられても、専門知識を教え込むことは短期間ではできないからですね。
もしも良い案件にめぐり会えないなら、自分にとっては当たり前すぎて「こんなことはできるけど役に立ちそうにないな」と思うことでも、意外に喜ばれるかも知れないので探してみてはいかがかなと思います。
営業だけをやってる時はしんどいことも多かったけど、今となってはやってて良かったと感じています。