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本おたくとよもやま話【2024年5月の放送まとめ】
今日のテーマとなる本は――という切り出しから始め、1冊の本をテーマによもやま話するPodcast。「考えながら延々と話すことが好き」な、えなりとたかしおが、雑談の中で生まれる偶発的なアイデアや気づきをお届けします。
▼Spotifyでも視聴できます
自分たちだけで制作するPodcastだからこそ、何にも忖度することなく話したいことを話しています。このnoteでは、パーソナリティの二人が各放送でどんなことを考えていたのかなどをまとめました。
5月に放送した第28回目~32回目までをご紹介します!
目次
#028 なぜ働いていると本が読めなくなるのか
自分調べですが、なにかとXで話題になっていた三宅 香帆さん著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を取り上げました。
時間がないからではなく、現代人は疲れすぎていることによって本が読めない――。そこから話が広がり、「そもそもなんでそんな世の中になっちゃったんだろう」というテーマになったのが、いかにもよもやま話っぽいし、それでいて深い話になった気がします。
本編では話さなかったですが、本っていろんな界隈で“読まないやつは駄目”みたいな謎のプレッシャーってないですか?僕は感じます。そんなプレッシャーも疲れに影響している気がするんですよね。本を読んで教養を広げるのは大事ですが、もっと大事なのは「自分が読みたい本を読み、読み終わったらまた新しい本を探して読む」ってサイクルが自然に生まれることじゃないかな。
そして疲れたのなら、やるべきことは本を読む前に寝ることだよ。って思うんです。
〈たかしお〉
#029 スターリンの図書室
独裁者としてあまりにも有名なスターリン。彼の読書家としての顔から、スターリンの実態に迫った一冊です。
本を読むって何故か立派なことっぽい立ち位置だけど、本を読んでも人間的に立派になるかはまた別の話だな、ということと、蔵書ってその人がめちゃくちゃ出るよなということを改めて感じる本だったので、その辺りの話をポッドキャストでもしています〜。
ちなみに、パートナーの理想の本棚とかをたまにぼんやり考えたりしてるので、その話もまたどこかでしたいです(笑)。
〈えなり〉
#030 ジャック・リゴー遺稿集
記念すべき30回目の放送ということで、カバー画像等を一新しました。
また、今回は30回の節目でチャンネルのカバーデザインやバックのBGMもリニューアルしました🙌
— たかしお(Takashi Okubo)|書く・聞く・話す人🐱 (@takashi_okb313) May 18, 2024
えなり( @enari_fr )さんのイメージカラーでもあるピンクを貴重にしたデザインです📚️これからも楽しい配信ができるよう頑張っていきますので、ぜひ聴いてみていただけたらうれしいです~✨️ pic.twitter.com/9WEGMDL4wZ
そんな第30回目ですが、取り上げた本は決して爽やかとはいい難い感じの本で『ジャック・リゴー遺稿集』です。
ダダイズムって思想は初耳だったので、はじめから興味全開でえなりさんに話を聞きました。そしてなんといってもリゴーという人物にめちゃくちゃ興味がわいたので、しっかり本も買いましたよ。自ら死ぬ年齢を決めて、決めた年齢で命を絶つっていう生き方は、決してマネはできないけれどとても興味深い。
よもやま話でも、このリゴーの生き方から派生して「人生を生きる意味」だとか「人が生きる意味を求めるのはなぜ?」みたいな話になっていったので、今後の人生にとってなんだか大事な話ができたんじゃないかなと思っています。興味ある方はぜひ聴いてみてほしいです。
〈たかしお〉
#031 本を読むこと、本を読む習慣について【ゲスト:中村洋太さん】
よもやま話、2回目のゲスト回!スタバ朝活や、東京から博多までの徒歩旅などいろいろな挑戦をされている、ライターの中村洋太さんをお招きしました。
お話も面白かったけど、何より中村さんのエネルギーがすごかった。オンラインなのに、画面越しに熱が伝わってきてるようでした。実際何故か暑かった(笑)。
そしてすっかり影響され、「読書はやること全部終えた夜に!」派だったわたしも、中村さんの影響で、少しだけですが朝にも本を読むようになりました。確かに朝もいい……。
〈えなり〉
#032 青春を山に賭けて【ゲスト:中村洋太さん】
中村さんを招いてのよもやま話後編!えなりさんが前述してくれている通りですが、後編も熱量がすごかった(笑)。
この回では、中村さんが大きな影響を受けたという本、植村直己さんの著書『青春を山に賭けて』をご紹介いただき、どういう影響を受けたのかたくさん語っていただきました。
この回で面白かったのは、本に込められたメッセージというかエネルギーをめちゃくちゃ吸収する中村さんの秘密に迫ったところです。本を読むのではなく“目で掘る”という発言が飛び出したのですが、まさにその一言に集約されていると思います。その姿勢がほんと素敵だなと。
こうして本から得たことを自ら実践されている中村さんなので、言葉の一つひとつにとても説得力があるというのも、お話を聞きながら感じました。
放送を聴けばきっとその熱量にあてられると思うので、覚悟して聴いてください。「自分もなんかやらなきゃ」って、妙に焦らされると思います(笑)。
〈たかしお〉
こんな感じのゆるい放送ですが、暇つぶし、疲れたときの聴き流し、寝るときの睡眠導入剤的に、ぜひ一度聴いてみていただけるとうれしいです。