朝と掃除と呼吸
「部屋とYシャツと私」みたいなタイトルをつけたかった。
言葉選びのセンスは月とスッポンほどの違いがあるけど、とりあえずリズムは似せることができた(と思う)ので良しとしよう。
今朝はふと、自宅の気になったところを掃除機をかけた。
僕の仕事は在宅が基本なのだが、〆切が迫る、案件が重なるなど余裕がないと家にいながらも掃除がおろそかになることがある。そんな時は妻がしてくれるので感謝しかない。
寝室と階段とトイレなど、そしてお風呂場の換気扇のフィルターがお掃除ランプを点滅させ「掃除しなはれ」と訴えかけてくるのでここも掃除した。
そして今日は可燃ゴミの日なので、ゴミをまとめてゴミ捨て場へ。
外に出た瞬間、空気が澄んでいて気持ちよかった。気温、湿度、風、その全てが気持ちよくて、目を閉じて思いっきり吸い込んだ。
自宅の玄関で、左手には可燃ゴミを持ちながら。
こうして文面にすると、素敵なことというよりか自宅の玄関でおっさんがなにやってんだと思う。さっさとゴミを捨てにいけと思う。
別に特段変わったことをしたわけではないのだが、たまたま昨日は集中してライティングをしていたこともあってほぼ1日家から出なかった。だからなのか、今朝のゴミ捨ては本当に身体がリフレッシュされた心地だった。
よく「呼吸」は大事みたいなことを聞く。
今朝はそれを感じた。
顔洗ったり、水を飲んだりして休憩するよりも、一歩外に出て自分の身体の中にある空気入れ替える。それが何よりのリフレッシュになるかもしれない。
掃除をすると、ちょっと妻の負担が軽くできたような気になるし、早朝の外の空気を吸うと身体の中がきれいになった気がする。
たったこの二つの行動に目を向けて考えただけで、今日は良い日になる気がした。日常の、当たり前にこそ、自分の欲しいものがあるのかなって。
日々こうして、一日一日をちゃんと生きているって感覚は大事にしたいな。
毎日生きているだけで、何か気づくことはたくさんある。
普通の日常を素敵に生きる。
これも僕が大切にしていること。
難しく生きない。もっとシンプルに楽に生きよう。