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野鳥 早川町を子連れ訪問 OM-1 MarkIIとM.Zuiko 150-400mm f4.5

12月中旬、山梨県早川町へ

12月中旬、東京から車で2時間半の山梨県早川町を訪れました。山梨県のなかでも奥地扱い。自然が広がる渓谷です。はっきりいって清里の方が近いと感じるくらいアクセスにかかります。

寒さ対策と子供たちとの旅支度

小学生と年長の息子2人を連れての訪問は、しっかりとした準備しました。予報では朝は気温マイナス。防寒対策が必須。モンベルで登山用の防寒着を購入。中厚手の下着を揃え、ジャケットや手袋、帽子までと万全の装備で挑みました。一旦嫌がられると2度と旅行に同行してくれないので、子供たちにとっても快適に過ごせるよう、工夫した旅支度が大切です。聞こえは過保護なんでしょうが、装備品は自分で持たせて4-6時間は山道歩かせるとか、狙いは行動にしてます。

てくてく。

憧れのクマタカとヤマセミに会えず

今回の目的はクマタカやヤマセミとの出会い。しかし、どちらにも遭遇することは叶いませんでした。残念。ヤマセミは早朝7時から根気よくポイントを訪れなければなかなか姿を見せず、クマタカも午前中に稜線を飛ぶ姿が見られるかどうか、といったところ。自然相手ですから、忍耐強く待つしかありません。なんとかカワセミを遠方からワンショット。
写真はせめてもの猛禽類として撮影したトビです。

トビ

子連れバードウォッチングの現実

子供を連れてのバードウォッチングは、親の忍耐力が試されます。静かに待つ時間が続くと、子供たちはどうしても飽きてしまいます。途中からは「また次回」「諦め」も重要だと実感しました。無理せず楽しめる範囲で活動することで、精神的にも余裕が生まれ、親子ともに良い時間が過ごせます。
気を取り直して、今回は早川町野鳥公園センターが開催している工作をしてもらいました。制作中はヤマガラが遊びに来てくれます。

鳥の観察部屋で制作。ヤマガラはかまわずお食事。


ボクのも作ってくれんか?

機材選びとその運用

今回のバードウォッチングでは、カメラにOM-1 Mark II、レンズはM.Zuiko 150-400mm f4.5 Proを使用しました。テレコンバーター(MC-14)も準備しましたが、途中から外して運用。M.Zuiko 300mm f4の解像度には及ばないものの、ズームレンズのおかげで鳥をファインダーに捉えやすく、焦点距離の調整も自在。状況に応じた柔軟な撮影が可能でした。

MC-14の1.4倍テレコンと、内蔵テレコンを利用すれば、35mm換算の最大焦点距離は1400mmにもなります。でも、だからといって遠い鳥は無理です。中距離の鳥が大きく映る、というくらいの感覚がいいかもしれません。

距離100m以上のカワセミ飛び込みの撮影。シャッタースピードを慌てて1/640に。さすがに無理。
ゴジュウカラ

ソフトウェア補正で高画質化

最近のデジカメの画像はLightroom ClassicDXOソフトウェアでさらに高画質化が可能です。LightroomのAI機能で画素数を引き上げ、DXOはシャープネスの向上やノイズ軽減を実現します。これらの補正ソフトで、50万円以上のフルサイズ機に匹敵する結果をOM-1でも得ることができます。デジタル補正技術が、マイクロフォーサーズの弱点を補ってくれています。趣味ならこれでいいじゃん、と。

子供とカメラ生活

OM-1を高く評価していますが、R6 Mark IIR5 Mark IIも所有しています。これらのカメラは特に肌色の再現性や柔らかな雰囲気作りが得意で、ポートレートやシーンの表現力に優れています。自宅の普段の生活、笑顔なんかを収めて行きたいなと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ルリビタキ

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