#講釈の豚⑨
※いつも撮らせて頂く皆様に感謝を込めて※
撮る能力より
選ぶ能力
写真と云うモノは
撮れば終わりではない
日の目を見る事で初めて記録として
意味を成す(光速の豚)
なんて偉そうな事を申しまして、今回は
撮るより選ぶ方が難しいってお話です
よさこいを撮り始めてもう10年近く
機材の良し悪しだとか
写真の良し悪しとかを色々気にして
もっと観られたい、褒められたい
自己顕示欲充たしたい時期とかを経て
現在に至って少し心は落ち着いております
界隈の皆様に可愛がって頂いて
楽しく撮影して祭りを満喫する事が出来る
そう云う今だからこそ
目立つ、映える、緊張感のある
ウケる写真だけ狙う処から離れた
ずっと観てられる感じの写真の違いが
少し分かった気がします(気がするだけかも)
自分が
ストレートど真ん中の直球は素晴らしいけど
それだけだと相手は慣れるし飽きられるので
自分は緩急とかコースで魅せたいな、とか
真芯喰ったピッチャー返しのライナーは
基本かも知れないけど
逆方向への巧打とか芯を外してスピン効かせた
大きいホームラン狙いたいな
なんて言うたりしてるやつです
決定的瞬間=真芯のライナー、ど真ん中の直球
メインディッシュですね
好きなんやけどソレばっかりは…( ゚ー゚)
率直に云うと
同じもんバッカリ撮ると
だんだん飽きませんか?俺は無理
ホームラン4本とかまぐれですから
でも3塁打&ホームラン打てたら
サイクルヒットは狙えるかも、って感じ
考え過ぎない程度に
コレはどうだろう?とか沢山閃いたまま撮る
出すときにアリかナシかは考えれば良い
現場での撮影で
先ず1枚気に入るのを撮ろう
撮れたら違う場面を狙って
4枚、10枚と色々バリエーションを増やす
自分が流し踊りが好きで
ステージ正面の写真が苦手な理由も
そう云う処にあると思います
正対した位置で撮るとアングルが選べないので
絵のバリエーション増えない
定点なのでしょうがないんですけど
あとチームさんのスタッフで
カメラマンした時に思った「選べない」
自分としてはクオリティ全然駄目なのを
データとして出さないとイケない…( ゚ー゚)
さてどうするか?上達するしかない(断言)
少ない枚数で敢えて出さない事で
誤魔化す事も出来るかも知らんけど(笑)
チャンスは眼前の演舞に沢山有る筈
でも逃す事の方が沢山
逃さない為には好きとか嫌いとか考える前に
色々なタイミングに合わせて撮ってみる
ソレを見て出す時に考える方が理に適ってる
同じ人の写真でも
身体や道具の向きなんかを色々並べて
バランス考えて提示してみたり
なので失敗しても良いから
兎に角チャレンジしよう、そうしないと
同じ絵ばかりだと飽きるそう思ったのでした
例えば旗纏いが4人居る
出す時にモーションと向きを考えて並べる
例えば手の位置を下、横、上、前とか
並べてバランスとるとか
撮る時点で手の位置とか考えて撮っておいて
並べる時にバリエーション活かせるようにする
例えば過去作を年代順でも良い
特定の人に偏らない様に工夫するとか
出すときにも考えていくと
次はこうしようとか、こういう写真有ったな
とか見返す事で色々と考える事で
長い間よさこい撮ってても飽きずに
色々な見方、撮り方を模索して楽しめる
仮に同じ定点から撮っても
距離や並べる色彩を考えてみるとか
撮るときに意図を以て撮るように
出すときも考えて出すと色々楽しめますよ
そう云う私からの提案です
ソレが次項の
⑩エンジョイ勢でエエやん
て事に繋がって参ります
取り留めのない文章で失礼致しました
次が最終回です( ゚ー゚)♪