3.11東日本大震災10周年を機に考えるわたしたちの生き方 大切なものを大切にする人を大切にする
3.11をむかえるたびに
思い出すエピソードがあります。
2004年、スマトラ沖の震災の際
ジャンタンとランギは、
その渦中にありました。
いずれも10メートルを超える
大津波に襲われ、
あらゆる建物が流されました。
しかし、死者の数は
圧倒的な差がありました。
ジャンタンは、住民の50%
以上が死亡しました。
しかし、ランギは800人の
住民全員が生き残ったのです。
ランギのあるシムエル島は
ジャンタンのあるスマトラ島より
震源地に近い場所にありました。
では、なぜランギの人々は
生き残ったのでしょうか?
1. 100年後に生かされた教訓
実は、ランギの人々には
先祖から続く言い伝えがありました。
1907年、島の住民の70%の
命が失われた大津波の教訓が
100年後の子孫は守ったのです。
実際に彼らは地震の発生から
8分後には30メートル先の
高台に避難していました。
避難訓練の大切さは
誰もが知っています。
しかし、実際の災害時には
必ずパニックが起きます。
では、なぜランギの人々はすべての
住民が賢明な行動を取れたのでしょうか?
2. 大切なものを大切にする人を大切にする
現地調査をした
フンボルト州立大学教授
ローリ・デングラーは
彼らの素晴らしい心構えを
発見しました。
災害時に多くの人は
お金や物を持ち出そうして
遅れをとります。
だからこそ普段から
考えておくべきことがあります。
本当に最優先するものは何か?
そのためには何をするべきか?
そして、何よりも重要なのは
ランギの人々のように
「大切なものを大切にした人を
評価する」ことなのですね。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
あなたは何を大切にしたいですか?
それは、本記事の島の教えのように
実践することに何の恥ずかしさも
後ろめたさも感じないことです。
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参考文献(P.45~48)