コロナ禍で【定時に帰りづらい】が減少|空前の【時間バブル】活用法
問題です。
「AさんとBさんは、同じ年の
同じ月の同じ日に同じ両親から
生まれました。でも2人は双子ではありません。
さて、なぜでしょうか?」
分かりますか?
・・・
・・・
・・・
ヒント?
両親が生んだ子どもは
2人だけとは書いていませんよね。
1. 人は思い込みのメガネを通して世界を見る
正解は「AさんとBさんの他にも
同時に生まれたCさんもいたので
三つ子でした。」
考えれば、自然な答えです。
でも正直、初見では分かりませんよね。
それは、私たちが字面から無意識に
偏見を持ってしまうのです。
(両親が生んだのはAさんBさんだけだろう)
こうした思い込みを
アンコンシャス・バイアス
(無意識の思い込み、偏見)といいます。
2020年12月4日、日本労働組合総連合会は
社会の無意識の思い込みについて
興味深い調査をしました。回答者数は5万871名
たとえば、次の文章をごらんください。
単身赴任=父親と浮かびましたか?
実際、回答者の【66.3%】がそうでした。
でも現実には母親の場合もありますよね。
これが全20問のうち
最も思い込みが多い質問でした。
では、最も思い込みが少なかった
質問は何でしょうか?
2. 5万人が証明!令和は「定時帰り」でも非難されない
それが、こちらです。
こちらの偏見があるのは
なんと5万人中わずか【2.8%】でした。
昭和の昔は常識でしたよね。
コロナ禍でのテレワーク推進もあり
「定時」という概念は崩れつつあります。
人生は時間でできています。
より自由な時間が増えることは
とても喜ばしいことです。
3. 私たちは空前の「時間バブル」のなかにいる
「時間」については
忘れられないエピソードがあります。
かってバロセロナ近くに
「エル・ブジ」という
レストランがありました。
メニューはコースのみ。
世界中の料理を研究し尽くした
30~40数皿のメニューを
5時間かけて食します。
50席のチャンスをめぐり
世界中から毎年200万件の
予約希望が届けられます。
にも関わらず、このレストランは
4月から10月までは店を
閉じていたのです。
理由はただ1つ、「研究」のためでした。
一流は「もったいない」の基準が違います。
「お金」は大切です。
でも、「お金」で教材は買えても
「自分の新しい能力・技術」は買えません。
成長には「時間」が必要なのです。
一流はそのための「時間」を
失うことをとても悔やみます。
コロナ禍はたしかに
経済不況をもたらしました。
しかし同時に
空前の時間バブルが到来しています。
このチャンスを活かすか否か
それが私たちの本当の課題です。
もちろん私たちも全力で応援します。
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参考文献(P.122)
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