お散歩ではなく登山。
昨日の話を書こう。
大事な病院の予約日だった。
正直、起きる前から行ける気がしなかった。
ここ最近、調子の良い日が続いていたからかもしれない。
しかし見出し画像にあるように雲一つない青空。
雨の予報は見事に本日にずれ込んでしまったようだ。
絶好のお出かけ日和。
なかなか動こうとしない心を、何とか「出かける」方向に動かした。
なぜなら、もし改めて予約をするとなると一ヶ月ほどは先になってしまう。
そして、その日にまた行けるかどうかは分からないのだ。
お出かけするとなると大変だ。
ある程度の準備は前日のうちに済ませてはいるが何の計画も立てていない。
まずは病院に電話して、時間がどのくらいかかるのかを尋ね、それに沿って計画を立てていく。
もちろん病院に行くだけでも十分なのだが、せっかく出かけられるならば、まとめて済ませておきたいことが沢山ある。
ぼんやりと考えていた「お手紙主さんの誕生日ケーキ」の件もそうだ。
とりあえずネットで、行きつけのケーキ屋さんが開いてることを確認した。
そして、今のうちに買っておいた方が良いものなどを書き出していく。
準備ができたら気分が変わらないうちにすぐに外へ出た。
特に時間を気にせず早め早めに動いていたら、病院の最寄り駅まであっという間だった。
予約時間の約一時間ほど前に着いてしまった。
周りには時間をつぶせるようなお店もない。
しかし山があった。
半年前に初めて来た時に、途中までしか登れなかった山だ。
当時は帰りの電車を待つ間のほんの少しの時間であったため、途中で諦めるしかなかったのだ。
また次に来た時に…と思ってはいたが、その時は予約をキャンセルしたため叶わなかった。
今のところ、またこちらに来る予定はない。
登ることにした。
前回は、途中まで登って引き返す際に何か残しておきたいと思って下山の動画を撮った。
今回は登り始めから撮ってみることにした。
何も面白いことは起こらない。
ただの自己満足動画だ。
途中でスマホの容量不足のため途切れた。
容量を増やして一応最後まで撮った。↓
無事登頂!
何だか動画を撮りながら、一瞬まだ先に高い山が見えた気がするのだが気にしない。
すぐに息が上がってしまったことには自分でも驚いた。
運動不足は分かってはいてもまさかこれほどとは…
考えてみれば半年前はよくお散歩に出かけていたのだ。
ほんの1〜2ヶ月くらいではあったが、今と比べると元気な時期だったと思う。
ただのお散歩では飽き足らなかったのか、普通の道を選べなかった。
川で流されかけたり、鉄棒を見付けては空中前回りの練習をしていたものだ。
子供の頃は手にマメができるまでは延々と回り続けていられたものだが、それは大昔のこと。
何とか成功した時は本当に嬉しかった。
その頃のお散歩写真を少し載せておこう。
そもそも自分は田舎育ちではあるが、近くに海や山やキレイな川もなかった。
あるのは住宅密集地。
そしてそこを縫うように流れる(?)ドブ。
…失礼。正しくはクリークだ。
なので決して山などに慣れているわけではない。
家族旅行の際にはよく行っていたが、下の弟が小さかったためか、ちゃんとした「登山」を経験したことはないかもしれない。
ちなみに亡くなった祖父は大の登山好きだ。
昆虫採集などが趣味でもありお仕事でもあったようなので、祖父母の家に行ってもあまり会うことはなかった。
それでも上の兄は、よく泊まりの本格的な登山に連れて行ってもらっていたようだ。
自分は誘ってももらえなかったことに不満だらけだったが、それも当然のことだろう。
自分と兄が揃うと、登山どころかお出かけすることすら大変だったに違いない。
兄から土産話を聞かされては羨ましくもあったが、本格的な登山となれば危険も多いようだった。
一番印象に残っているのは「夜のテントで雷におびえた話」だ。
今思うと、兄は少し大袈裟に話していたかもしれないが、自分の「雷恐怖症」はこれが原点ではないかと思っている。
話は逸れだが、あまり経験がないとはいえ血は繋がっている。
自分も登山に限らず自然が大好きだ。
だからこそ子供の頃は毎日のように外で遊んでいた。
たとえ大きな自然が近くになくとも、木登りはしていたし、夏には少し遠くの川まで遊びに行ったりもしていた。
確かドブで溺れた子もいたはずなので、記憶にはなくともドブでも遊んでいたのだと思う。
こんなことを書いていると、なぜ潔癖なのか…虫などが苦手なのか…と不思議に思ってしまう。
もしかしたら場所によるのかもしれない。
屋外と屋内の違いだろうか…
話を戻そう。
登頂した後、すぐに下山した。
病院の予約時間が迫っている。
確か登山は登るよりも下る方が危なかったはず…
なるべく慎重に下山したが、足の筋肉が既にブルブル震えていた。
そして道を間違えそうにもなった。
登る時には見えなかった道のようなものがいくつかあったのだ。
しかし途中で登って来られている女性とすれ違った。
登山マナー(?)の挨拶を交わし、少し安心できた。
実はそもそも登って良い山なのか、少し自信がなかったのだ。
時間が迫っている…といってもある程度は余裕があった。
片道およそ15〜20分くらいの登山だったと思う。
コンビニで腹ごしらえしたり、久しぶりに道端のお花を撮ったりもできた。
最近は、外でお花を見付けても「撮りたい」とすら思えなくなっていたので、やはり登山(運動?)の効果は大きかったかもしれない。
せっかくなのでそちらも載せておこう。
そうこうしているうちに動悸もおさまってきて、心配してた熱もなく予約時間にも間に合った。
この後、ヘトヘトの中、少し前にネットでしてみたIQテストのようなものを受けることになる。
今度は知恵熱でも出そうだった。
本当に難しい問題ばかり…
それでも受けられただけで結果は良い。
一年近く、もしくはそれ以上の間、何となく疑いを持っていたものが少しは明らかになるのだ。
そんなことよりも早く家に帰りたかった。
やはりこの部屋が一番落ち着ける。
今のうちに買っておいた方が良いものリスト。
一番はお米だった。
こればかりはまとめ買いする時に買うには重すぎる。
もうケーキだけ受け取って帰りたいところ、何とかスーパーでもお買い物をし無事に帰ってこれた。
(しかし味噌を買い忘れた…)
次にお出かけできるのはいつになるか分からないけれども、今は昨日済ませたことだけで満点だ。
もうお昼寝するかどうか迷う時間になってしまった。
今日はゲームをしたい。
お昼寝をしていたら始めるのが遅くなってしまう…
こうやって迷っている時間ももったいない。
とりあえずはnoteを書き終えよう!👊
ついでに半年前の下山の動画も載せておく。
心なしか、やはり今回よりも元気な気がする。💪
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