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女性の「ヘルスケア」を変えれば日本の経済が変わる
『女性の「ヘルスケア」を変えれば日本の経済が変わる』。いささか大袈裟かもしれないが、これが今度出す本のタイトルだ。
共著者は産婦人科の三輪綾子先生。彼女は研修医だった頃からの付き合いだ。立派な産婦人科医になってクリニックも新設し、世の中の女性のヘルスケアの重要性について説いて回るようになった。そんな彼女の名刺がわりの本となればいいと思っている。
この本の趣旨は、男女共同参画の最大のハードルが女性特有のヘルスケア問題にあるということ。
子沢山で避妊も当たり前ではなかった時代、多くの女性はたくさん妊娠をしていたし、死産や幼少期の病没も多かった。感染症に対しての対策が甘かったこともある。微生物学が発達するまでは出産の衛生管理もちゃんとできていなかった。
そんなこともあり、いわゆる生理があまり起こらず子宮への負担もあまり重くなかったのだという。
それから時代は下り、出産の回数も減り生理の回数は格段に増え、その心理的、身体的負担は人によってはかなり重いものとなった。
しかし、男性を中心として社会的にそれはあまり理解されていない。義務教育で教えないのだから、それは当たり前だ。特に男性は知る機会がない。会社とかで生理が重くても休暇が取りにくかったり、白い目で見られるという話は多い。なんせコロナマスクをまだ取れない日本人達だ。
そんな社会的な不利をまずは私達が理解して、それを改善していくことが大事であると気付いたので、私と三輪先生の参加している『予防医療普及協会』で「Qプロジェクト」という啓蒙活動を始めた。
その名刺がわりの本がこれだ。まずは経営者とか政治家の方たちに理解してほしい。そして、社会全体にこの問題意識を持ってほしい。
非常にわかりやすい本となっているので是非手に取って読んでほしい。
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