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道楽を取り戻す_仮説の手前 36

この仮説の手前も36本目になります。なんだかんだで月に2本のペースで続けられているわけですが、時折、毎回どうやってネタを見つけているのか?それだけの量を(大体毎回2000字くらい)どうやって書き続けられるのか?という質問をもらいます。

しっかりと書きたいネタがある時もありますが、大抵は1週間とか2週間の間にあったことの中で、なんとなく感じた違和感とか、ちょっと高揚したこととか、学びになったこととか、そんなことを引っ張りだしては(大抵メモがてらTwitterに残している)、その出来事をいくつかピックアップしては、粒さに書いてみることから始めます。

だから、はじめから結論ありきで書いていることはほとんどありません。書き出してから、思いもしない考えにたどり着くこともありますし、記憶の片隅にあった出来事が顔を出すこともあります。書くことで、いろんなものがつながって結論らしいものにたどり着くのを待つようなイメージです。書いていたらなんとなく結論が出ていた、というのが僕にとって書くことのひとつの理想でもあります。

だからまぁ、書くことについて僕から教えられることはほとんどないわけです。コツもないし、テクニックもない。ただひとつ言えることとすれば、「何かを書こうと」パソコンを前にして考え始めると書けないもので、ただ自分の中で「ひっかかった出来事」を記すつもりで書き出すと、勝手に書かされていく、ということです

そう考えると、僕にとって「書く」というのは、ほとんど道楽と言えるくらいのかもしれません(道楽でお金をとるのか、というツッコミがきそうですが…)。

道楽という言葉から、このツイートをしたことを思い出しました。

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1,856字
確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

仮説の手前

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