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なんとなくとっている行動を分解してみる

この4月から娘が保育園に入園することもあって、電動自転車を買うことにしました。これまで乗ったことも検討したこともなかったので(Vanmoofというシティ用のは欲しいと思っていましたが)、ゼロから情報収集することになるわけです。

まずはネットの口コミです。一通りの言葉を掛け合わせて調べるのですが(「おすすめ」とか「おしゃれ」とか)、検索結果に並ぶのは口コミ専用のサイトばかり。情報源として有益ではあるのですが、とにかくページが長い。ついでに言えば、ランキング形式になっているものの、いろんなメーカーの良いところを挙げているだけで「推し」がよくわからず、長い時間かけてページを見た割には得るものが少なかったです。

買いたいものがわかると、街中で走る電動自転車ばかりが目に入るようになります。そうなると今度はある程度「売れている」ものがわかってきます。デザインなんかもフィジカルで感じられるため、自分の好みがなんとなくわかってきて、だんだん買うべきものがわかってくるようになりました。

そんな折、いつもコラムを書かせてもらっている雑貨屋さん(眼鏡屋さん)の店主と飲む機会があり、そこで電動自転車の話になりました。そこで「◯◯一択でしょう!」と断言されました。聞けば、他メーカーから買い換えるくらい「モノが良い」とのことです。センスの良い人が言うのだから間違いない、そう思うようになってきました。ただ、そこで聞いたメーカーはこれまで検討にすら挙がってこなかったものだったので、帰ってからまた口コミサイトとかSNSなんかで調べることになりました。

最終的には大型の電気屋さんに行きました。店員さんに、件の雑貨屋さんの評価を伝えると首を傾げます。他メーカーとそんな変わらないですよ、とのこと。そのメーカーは一番人気なようで、店内を見れば、あからさまにそのメーカーを中心に陳列されています。実際に街中でよく見たのはそのメーカーでした。

その電気屋さんは試乗コーナーがあるとのことで、早速乗ってみることにしました。雑貨屋さんの店主が薦めたメーカーと人気のメーカーです。

結果として選んだのは、雑貨屋さんの薦めたメーカーでした。決め手はいくつかありますが、雑貨屋さんの薦めていたポイント(坂が登りやすい)が実感として感じられたからです。

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確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

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