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天才か、仕組みか。

今年も1年間「仮説の手前」にお付き合いいただきありがとうございました。
来年も引き続き月に2本くらいのペースでやっていければと思います。

オウンドメディアをやるということは、企業の歴史をなぞることと、そこに横たわる人や組織のエピソードに触れることと、それを(個人的にも組織的にも)解釈して「次を見出すこと」が大きな役割である、と思うようになりました。

これはまぁ、どの企業にも当てはまるわけではなくて、歴史がある企業が故のひとつの見解だと思ってもらえればと思いますが。

それはそれとして、歴史を知る方から聞いた、最近面白かった話です。

今もスーパー・コンビニで陳列されているヒット商品を(いくつも)つくったマーケターの話はいろんな人の口から、いわば伝説のように語られ続けています。彼らはいわゆる「天才」と呼ばれる人でした。足元が覚束なくなるほど、天才の再来を待ち望むかのように(なかば諦めの表情をして)、天才のエピソードに寄りかかってしまいます。

でも、天才的なプレイヤーというのは、組織の妙だったり(トップが天才を毛嫌いしたり)、大きな失敗をしたりすると、途端に風向きが悪くなるという、脆い側面もあるように思います。

それ以外にも組織的な点でも難点があります(ここから聞いた話)。

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2,169字
確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

仮説の手前

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