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どこでも住めるとしたら・・

・・・というタイトルで募集しているとのことなので昔からの想いを書いてみる。 

●プロローグ:
時差ぼけの事を英語で jet lug という。時間のずれをタイムラグというので、ジェットを使うのはなかなか粋な言葉だなと思う。
仕事でヨーロッパへ行く事が多いのだが、日本から向こうへ行くとサマータイムでなければマイナス8時間の時差がある。地球は北極を上から見ると左に回っているので、太陽を向いている面は日本では北海道が先にその後東京、大阪、福岡、沖縄と続く。日本での国内の時間は、東経135度にある明石天文台の時刻を日本標準時という取り決めになっている。0度のロンドン グリニッジ天文台と丁度135度ずれているということだ。ちなみに15度ずれると1時間の時差になるのだな・・・ 360➗24=15
これを先に書いた👇

日本→ヨーロッパは8時間マイナスなので、日本で眠くなる0:00にはまだ現地は夕方16:00。まだまだ起きておかなければならない。現地の夕食を20:00だとすると、その時日本は朝の4:00なので相当眠い。昔は1日目から良いレストランへ行っていたので、長い時間座っているのが辛かったのを思い出す。レストランでコックリするのはカッコ悪い。料理が運ばれてきて目が醒めた事もアリ。

そして、現地で夜中3:00は日本だと午前11:00なので目が覚めてしまう。だからヨーロッパへ行った初期は早起きが全く辛くない。1週間ぐらいすると現地の時間に少しずつ慣れるようになるが、帰国したら今度は時差ぼけが待っている。

日本で寝る時刻の0:00はヨーロッパでは16:00なので眠くない。朝まで寝られない状態が続く・・・ 5:00になっても眠れない時は、築地か豊洲に寿司を食べに行こうと冗談が出てくるレベル。そして眠い午前中が待っている。
  ープロローグはここで終わりー

本文:
●どこでも住めるとしたら私は生まれ育った東京がいい。おじいちゃんの頃から東京育ちなので江戸っ子と言える。父の両親も母の両親も両方共東京。
だからというわけではないが、田舎も無いし、学生時代に下宿や就職しても転勤した事もないので、旅行や出張でしか東京以外には泊まった事がない。

それでは生まれ育ったのがどこかの地方だったらどうかなと考えてみると、やはり東京に住みたい。何故だか考えるとエキサイティングだからだな。
新しい建築やら、世界を代表出来るようなレストランやら会社のショールームやイベント会場などあらゆるものが詰まっている。新しい、初めて、スタイリッシュ、そんな言葉がしっくりくる。全部行く・体験するのかというとそうでもないが、すぐに手が届く場所にあるのがいい。

東京へ観光に来る多くの外人が連れられて行く皇居や浅草(浅草寺)は個人的には好きではない。日本らしいかもしれないが東京らしくない。でも明治神宮は神聖なので好きな場所。外人を連れていった事もある。

東京で見てもらいたい・体験してもらいたいのは何かと考えてみる。ビルの中をクネクネ走る首都高速、運転手も車掌もいないゆりかもめ、トップレベルが設計した奇抜な新建築、チームラボ等の体験型のイベント、豊洲・築地の魚市場、好みによるが秋葉原、浅草寺外側の下町〜料理作るの好きなら合羽橋、高いビルかタワーからの眺め。食べ物では美味しいラーメン、やはり寿司、フレンチ・イタリアン・中華はハイレベルだろうけど東京ならではではないかも、あと牛丼屋とか居酒屋とかB級グルメ等のCP高い料理も体験して欲しい・・

海とか山とか田舎も好きではあるが時々ゆっくりしに行くには良いけれど、住むのはちょっと躊躇が出てくるレベル。狭くても空気が悪くても人間関係面倒でも、どちらかに住めというなら東京が今の所はいいかなと思う。両方手に入れられるなら、半々という選択は大いにありえるけれど。

しかしだ・・自分は東京に住んでいるというメリットを享受しているかと聞かれれば、していないなと感じる事が多々ある。手の届く所にエキサイティングな空間があるのに勿体無いぞ。


●エキサイティングな街が好きなので世界で他を探すと・・・詳しくはないがニューヨーク(シティー)だ。我々がNYと言っているのは、あの中心部のマンハッタンを含むシティーの部分で、NY州全部ではないのであえてNYCと表現する場合もある。

実は2回・数日づつしか行った事はないのだが、アメリアの膨大なエネルギーと世界を動かしている気を感じるのと、JAZZやミュージカルのレベルの高さや、絵やデザイン等のART系も世界のトップを感じるのであった。

この街は数日の滞在では足りなくて、何ヶ月も住んでこの雰囲気や空気を体験したいと思わせる魅力がある。しかし、物価は東京よりも高くて余裕のお金がないとここで暮らすのは面白くないのが予想される。

●そして、同様エネルギーがあってエキサイティングなのはパリ。花の都という表現は好きでないしそんなに花も見ないし、街全体の汚い度は高い。イメージとして毎朝清掃局の人が圧力水で道路を掃除して大量のゴミを飛ばしているのを見る(毎日・何処でもではないのだろうけれども)。庶民はゴミを道に捨てるし、犬の落とし物やホームレスも多いし、変な香りも時々してくるし・・イメージのような綺麗さは一部のエリア。

でも、多くの人種が混じっていて、自転車やキックボードが闊歩していてみんな自由にやりたい事をやってる感じ。個人主義、悪く言うと自分勝手な世界・・・パリに限らずフランス人はどちらかというと日本人の性格とは合わずに、正しくはないけど性格が悪いという解釈をしたくなる。住んでる人にとっては当たり前なのだろうけれども。それでもここは何十回も行った事あるしエキサイティングなのだ。

パリ市の方針は斬新で、ローラースケートを曜日を決めて団体で公道を走れるようにしたり、夏休みにバカンスへ行けない人用にセーヌ川沿いの道路に砂を敷き詰めて人工海岸を作ったり(今はやってるか知らない)、炭酸水が出てくる無料水飲み場を作ったり・・・遊び心があって楽しませてくれる。
日本の警察が白い自転車で移動するのに対して、ここのはツールドフランスに出てくるようなかっこいい制服とヘルメットと自転車でのパトロールとか、ローラーブレードを履いている警官もいる。かなりカッコ良い。
大昔のアルバムから出てきたこの写真は、パリではないけどこんな感じ。

あと、パリに限らずフランスはワインもチーズも美味しいし、パンも美味しい、その他生活に関わる食事も安くて美味しいので、食生活は裕福だと思う。

ロンドンや、同じ仕事先のミラノはそう思わないけれども、マイナス面は大量にあるがパリなら機会があれば住みたいなと思う。


●時差の事をプロローグで書いたのはここに集結される。東京とNYCの時差は10時間、NYCとパリの時差は6時間、パリと東京の時差は8時間。大まかに3分割出来る・・・ 表題の地図はここで活躍となる


早起きは三文の徳、あまり同意は出来ないけれど眠いより朝はぱっちり目が覚めている方が効率は良さそうだ。

昔からの夢は、東京 → パリ → ニューヨーク の3箇所に住む場所があって、1ヶ月おきでも3ヶ月おきでもいいので、この順番に移動して一年中楽に早起きが出来る生活。 #どこでも住めるとしたら 、私はこの3か所に住みたい。





この どこでも住める・・ はパナソニックが提供しているイベント。
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