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カツオのたたき もどき

鰹(カツオ)のたたきの本当の作り方は皮付きのままワラにてサクを焼いて、ぎゅっと冷水で冷やすのが正しい作り方のようだ。

自宅ではワラは手に入らないのと、手に入っても安易に燃やすわけにはいかない。よく聞くのは、レンジの魚焼き機にいれるか、ガスの上にのせる魚焼き機で焼くか、超安易にフライパンにて焼く方法もありそうだ。

ガスコンロの上に網を乗せて焼くのはやった事はあるが、油がボトボト下ってきて、その時はよくても後の掃除が大変なのだ。

そこで、我が家で登場してきたのはガスバーナー。写真のように、ガスボンベに取り付けて安易にバーナーになるのを使っている。これかなり便利。

皮付きのも売っているが、刺身用の皮無しで十分である。

軽く塩をまぶして、魚焼き機のトレーに(フライパンでもいい)上にサクを乗せて、3面をひとつづつ焼いていけばいい。

初期の頃は、あまり火を入れると芯まで焼けてしまうのではないかという不安に囚われ、ちょっとだけ焼いてすぐ氷水に浸けて冷やしたものだ。

だんだんどんなに焼いても表面しか焼けないのが分かったので、思い切り焦げるまで焼いてみるようになった。それでもって、熱いのは表現だけで内部はまだ冷たいのも分かったので、氷水もやめにした。そのままカットすれば冷たいのを食べられる。

時間に余裕があるなら、焼いた後にラップで包んで冷蔵庫へいれれば冷たいのも食べられる。

こんな作り方は邪道だと言われてしまえばその通りであるのだが、出来上がりは刺身と比較すると、旨味が凝縮して数倍美味しくなる感覚がある。もちろん刺身のトロトロも美味しいのだが、両方比較すると私は焼いた方が好きだな。フライパンもやった事があり、そっちの方が作るのは簡単なのだけど、ちょっと違う・・・

バーナーはどれをつかっても同じだと思うが、うちと同じようなのはこれでで普通に使える事でしょう。

★注意 ボンベにはしっかり回転して固定しないとガスが漏れて外で火がついて火事になる可能性もあるので責任取って作業してください。

ボンベはその辺で売っているし、100円ショップで110円で買えると思う。


好みの厚さに切って並べると表面にしか火が入っていない。このまま醤油でもポン酢でもニンニクでもいいのだが、うちではこれに 細ネギ・茗荷、生姜すりおろし、大葉のカット を乗せて、ポン酢をかけて食べる。これおすすめ!! (にんにくは味がちと下品なのでうちでは使いません)


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高雄一史 (taka) ossu
チップを頂くのは日本人としては貴重な体験、ありがとうございます