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ハッシュド蓮根 ...の作り方

無農薬蓮根を頂いたのでどうしてくれようと書いたら、”ハッシュド蓮根おいしいらしいっす” とO氏に提案された。

マクドナルドでセットについてくる脂っこいハッシュドポテトを思い出してあれを蓮根でやればいいのだなと予想する。調べてみると簡単に出来そうだ。なるほど、ツナギに蓮根を擦って入れるのね・・ それに片栗粉を混ぜれば固まりそうだ。

この手の新しい料理を作る場合は、信用出来る完全なレシピがあればそれはそれで良いのだが、ネットに転がっている作り方には色々とあって、どう見てもこの作り方では美味しくないぞ・・というのもある。特にあそこのやつは素人がそれなりのを簡単に作れる作り方が書いてあるのでかなり信用出来ない。その手のやつを10個位読んで自分の作り方を考える。

1回目は実験で何かを焼き揚げ(多めの油で焼くと私は定義してる)する時に、メインが終わった後にちょっとだけ作ってみた。ああ、そうだこの時蓮根チップもやってみたけど面倒な割に時間もかかるので美味しいけれどももうやりたくない。レシピにするつもりはなかったので分量は適当。やってみるとそれなりにサクサク美味しいぞ・・・


2回目はこの作り方を書く為に分量を測るのと写真も歴史に残すことにする。私はいまいち動画というのは好きでないんだな・・・自分が見るのが時間もかかるしまどろっこしいからかもしれないけれど。私はTEXTと画像派、youtuberにはなれない。

まーいいや、前回はお上品すぎてインパクトに欠けたので少しだけ大きく切ってみる・・・平均寸法6mm角だ。とは言え切り方は雑すぎて均一ではないがこんなのは問題にはならないはず…適当に剃ると50gになった。あとこれは無農薬なので皮もそのまま食べられるし、真剣に洗わなくてもいい。

その体積に匹敵する量を見ながら切ったのを入れてみるとこれもまた50gになった模様(実際は54gだった)。


大きさバラバラなのはご愛嬌・・ 穴もあって切りにくいの


掻き回せながら分量を見る。更に秤をゼロに戻して片栗粉を少しずつ入れる。今回はやらなかったがスプーンも一緒に軽量しておくと投入量も簡単に計量が出来る。ねっとり加減を感じながら入れてゆくと20gとなった。これでやってみる。

まな板の上に形を作り、スプーンで押し付けておくと格好もつく。ヘラにて掬える(すくえるとはこんな漢字を使うのね)固さであるのが重要ね。ここがベタベタだとダメだし、バラバラになってもダメだから。片栗粉の上での成形の方が楽だったかもしれない。

小型の角フライパンに多めの油を入れてそっと乗せる。この時すぐにひっくり返さないである程度焦げる程度に硬くなってからにしないと中でバラバラになってしまうから注意。フライパンにはくっついているので、突っついてうまくヘラで剥がす。このやり方は動画の方が分かりやすいなーそうかこれがTEXTや画像での限界なのね・・

両面良い具合に焦がすのだが、厚い肉を焼く時みたいにアロぜするように油をすくってかけるのもやってみたが、そこまでやらずにひっくり返せばいいかな・・・同時に焼きたい時にやるテクニック。

油をよく切ってから粗熱が取れた頃に塩をかるくかけて食べる。素材に先に塩を入れてもいいけど調整が出来ないのであとから入れる。もしかしたら先に入れた方がいい効果があるのかもしれないが、私は知らないのでこれでいい事にする。

食べてみると大切りのインパクトはあったけれども、上品に欠けるのでもう少し小さく切って4mm角を目指すことにする。固めるのが難しくなるけどもすこしもっちりしてるので、もう少し片栗粉が少ない方がいいかもしれない。

このサクサクの食感と味はなかなかのもの。これは材料さえあればまた作りたい。あと、失敗してもそれなりに美味しいと思うので試して欲しい。


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