親が学ぼう(2)教育資金を貯めすぎない戦略。大学無償化をハッキングする。#089
大学に勤務し、留学支援のための公的制度の活用や、キャリアコンサルティングをしているプロの視点からすると、大学進学費用を過剰に貯めずとも大学教育は受けられます。
情報格差があり、ブラックボックス化されているため、あまり知られていませんが、制度をフル活用することで、
実はお金をかけずに進学し、留学もお金をもらいながらタダで行っているケースなど、多様な実態があります。
我が家のように子ども3人のケースだと、学費だけでも私立大学、大学院たと2400万円かかるところを公的制度をフル活用するとこでタダにできたりします。
2400万を自力で貯めるというのは、凄まじい金額でして、これを不要にできれば、家計負担はかなり下がります。
教育資金は貯めるものという常識に一石を投じ、学校や塾の教育資金は貯めすぎないで、個人個人の好きなことや五感を使った体験、ハマり事に投資したり、親がいまの時代を生きる学びと体験に投資していこうというのが基本的なスタンスです。
以下で、教育資金を貯めさせるキャンペーンの構図、公的制度の動向を踏まえて大学進学にお金をかけすぎない戦略、具体的なケース事例を紹介したいと思います。
教育資金の過剰な貯蓄が家計を圧迫し親の学び直しを阻害している
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