東京海の森トライアスロン2024.07.15
東京の海の森水上競技場で行われた海の森トライアスロンに参加しました。
東京海の森トライアスロン
東京オリンピックのために整備された海の森水上競技場で行われるOD(オリンピックディスタンス)とスプリントのトライアスロン大会です。リレーもODとスプリントの両方で用意されています。今回で3回目の開催となり、多くのアスリートたちが集まりました。
海の森水上競技場は東京湾の奥に位置する埋立地にあり、陸地とは海底トンネルでつながっています。このトンネルは自転車と歩行者の通行が禁止されているため、アクセスは車かシャトルバス(東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」から無料シャトルバスで約15分)となります。多分東京都心から一番近い場所で行われるトライアスロンでしょう。スイムとランのゴール地点の前には日よけ付きの大きな観客席があり、応援に来る人々も快適に過ごせます。
スイム
グループごとに一斉スタートですが、各グループは100人程度なので混雑感はあまりありませんでした。スタートはポンツーンから試泳で100m進んだ先のフローティングスタートです。1周800mのコースですが、試泳があるため1周目は700m、2周目は800mとなります。
スイムはボート競技用の水路で行われるため、波もなく風も弱かったので非常に泳ぎやすかったです。水質は決して透明とは言えませんが、匂いもなく特に問題はありませんでした。ブイも大きくて見やすく、遠くに見える橋を目印に泳ぐことができたので、迷うことなく進めました。
バイク
バイクはほぼフラットな1周5キロのコースを8周します。各周回の後半には駐車場の中に入って往復する部分があり、リレーで出ていた女子選手がTTバイクに混じってロードバイクで爆走していたのが印象的でした。私も決して遅くはないはずですが、彼女には2回も抜かれてしまいました。今回は駐車場の入口に段差があり、ここでボトルを2回飛ばしてしまうトラブルが発生しました。エアロバーを挟む形でボトルを水平に近くセッティングしていたため、次回は発射防止策を考えなければなりません。知り合いも、前の選手が落としたボトルに気を取られ転倒してしまったそうです。出場者はボトル発射防止策を講じる必要があります。都有地の入口と出口にゲートがあり狭くなっていますが、その他の場所は広く路面の状態も良いため、エアロポジションで快適に走れます。小雨が降るコンディションでしたが、風が弱かったのでバイクを楽しむことができました。
ラン
ランは1周2.5kmのコースを4周します。ほぼフラットですが、日陰が全くないため、晴れた日はかなりきついコースです。幸いにも曇り空で気温もさほど高くなかったので助かりました。すれ違いが多く、知り合いと声を掛け合いながら走ることができ、楽しい時間を過ごせました。フィニッシュ後には救護テントがあり、アイスバスも用意されていました。その横の水道にはホースで簡易シャワーがあり、ゴール後にすぐすっきりすることができました。
感想
海の森水上競技場は新しく、バイクやランの路面も非常に快適です。スイムについても水の透明度は低いものの、東京湾で行われる他の大会と比較して特に問題はありませんでした。ランのエイドステーションには水しかないため、バイク中に電解質を摂取することが重要です。運営も非常にスムーズで、3回目の開催ということで成熟した大会運営が感じられました。
参加賞として500円券がついていたので、キッチンカーで使おうとしましたが、思った以上に混雑しており早々に売り切れとなっていました。次回はゴールしたらすぐにキッチンカーに行こうと思います。都心から近く、日帰りで気軽に参加できるトライアスロン大会です。初心者から上級者まで楽しめる大会であり、日程が合えばまた参加したいと思います。
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