魔法の話し方教室２

　話し方の改善は進んでいますか？きちんとやれば必ず改善しますので引き続き頑張りましょうね。それにしても本当に私たち日本人は、学校教育で「読み」「書き」を優先的に学んできたため、「話す」ことはどうも苦手です。だからついつい書き言葉に頼ってしまい、それを読むだけで100％意味が伝わるという大いなる勘違いをしています。
それはとても残念なことなのです。
ちなみに
ビジネス教本でよく例に出される
メラビアンの法則によると、
人の第一印象は会った瞬間
たった3～5秒で決まり、
その情報のほとんどを
視覚情報から得ています。
では、
言葉そのものの意味や話の内容等
つまり言語情報が伝わるのは
全体の何％くらいでしょうか。
写真に示したように、
たった7％に過ぎません。
この中で38％の聴覚情報にあたる
「声の質／話す速さ／声の大きさ／
口調等」という部分が、
あなたの心の中の感情や思いによって
変わってくるものだと理解すれば、
人前で話す時の「息」に
無関心ではいられなくなりますね。
そうなんです。
話し言葉は「息」を介在する
という点が書き言葉との
決定的な違いです。
そして、
この「息」を吐くことにより、
どんな美辞麗句で取り繕おうと、
いい意味でも悪い意味でも
あなたの人柄すべてが
一瞬にして出てきてしまうのです。
今、巷では音声だけのSNS
「Clubhouse」が登場し
ビジネスの意識の高い方たちが　
いろいろな活動をされていますね。
そんなすごい方たちと「声」で
直接つながれるということで
私も絶賛参加中ですが、
やはり声の出し方話し方は
今後重要視されるポイントになる！
ということを実感しています。
毎日15時から【朝ドラ女優の部屋】で
魔法の解き方をお話していますので
興味のある方はそちらでお話できたら
嬉しいです。
※メラビアンの法則とは、アメリカＵＣＬＡ大学の心理学者アルバート・メラビアンが、1971年に提唱した概念である。人物の第一印象は初めて会った3～5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ているというもの。メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、「見た目／表情／しぐさ／視線等」の視覚情報が55％、「声の質／話す速さ／声の大きさ／口調等」の聴覚情報が38％、「言葉そのものの意味／話の内容等」の言語情報が7％と言われている
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