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ドン・キホーテ創業者安田さんの「運」の学びが多すぎた

自己紹介とこの記事の内容(簡単に)


5,000社のお客様が使うミツカリ適性検査のミツカリ代表。社会全体の適材適所を目指して邁進しております。4児👦👦👦👧の父で子供好き。教えることで教えて頂くことが生き甲斐の多動人間。毎年50冊以上の読書を目標としており(ここ10年達成)読んだ本の中で印象に残ったものをご紹介。

安田隆夫著 運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」を読んで

自分の周りの経営者の方で、自分は運がよいと語る人は結構いらっしゃいます。自分では最終コントロールしきれないことでもそれを味方につけていくこと。経営をしているとその重要性を感じることがあります。けどうまく言語化できないな、、。そんな悩みをこの本は極めてわかりやすく整理してくれている感覚がありました。コントロールできない運をなるべくコントロールできるものに変えてくれる一冊。特に印象的だった2つのポイントに関して簡単にまとめます。

ツキと運

安田さんが本の中で
短期のツキはコントロールできないが、中長期の運はコントロールできる
と書かれていてめちゃくちゃ納得しました。

こちらのラジオでも語りましたが運を引き寄せる行動を繰り返すと、結果的に良いツキに巡り合う可能性が高まり、100回の行動の総和でみると運がよくなっている状態が得られるということ。確率や統計の知識がこんなところで生きるとはと思いました。

集団運

チームスポーツをやっていた中で感じたモメンタムという概念。

試合の流れとか言われたりもしますが、集団でいかによい結果を出すかとかその瞬間を最高のものにするためにどうしたらよいかという概念です。これは組織が急成長する時にもあると思っていますが、なかなかどうやって実現するかはふわっとすることが多い。そのモメンタムの作り方に関してのヒントが本の中で描かれていると私は感じました。
何度か語られるのが権限委譲。狭い範囲で深い権限を渡していくことで事業に集中する人を何人も生み出し、できることをやり切る人が増えることで結果として運が良い≒良い結果が出やすい状況が生まれるのかなと。

まとめ

これ以外にも
・前始末をつける
・主語の転換
など事業を考えるヒントもたくさん詰まった私としては2024年読んだ中でも指折りの一冊でした。

夏休みなどに読むにはすごくおすすめです!


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