2021年3月の読書振り返り
桜も咲いてるし、虫も出てきてる。春を感じる。夜はまだ寒い。
なんでも「はじめて」大全: 人類と発明の物語
大昔『まんがはじめて物語』シリーズをよく見てたのだが、モノゴトのはじまりは今でも興味がある。この本は様々な「はじめて」を紹介している内容で、ジャンルは多岐に渡っている。多岐に渡りすぎて一つ一つが薄いのが気になったが、はじめから「そういうもの」として読む分には問題ない。
どうしても日本ではじまったものに注目して読んでしまったが、いくつかは存在するものの、全体としては非常に少なく感じた。ゼロイチよりもイチジュウが得意な性質なのかもしれん。(本書、全体的に東洋の歴史を軽視しているような雰囲気もなくはない)
医療関係の「はじめて」はその後の社会にとって貴重なものではあるが、きっと「はじめて」の頃ってとても酷いことが行われてたんだろうな(特に初期の手術...)。
10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」
会話は「受け手がどう感じるか」が大事だという話を古来より聞いていたので、自分も心がけてはいるのだが、「悪気はない」けど受け手にとっては好ましくない言葉というのも無意識に使っているんだろうなと再認識した。
最初のうちは意識して「ずるい言葉」を使わないようにしないと難しいが、そのうち無意識に「ずるい言葉」を使わなくなるようになっていきたい。
BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相
とても興味深い話だった。概要は知っていたが、こんなにも大物が登場し、複雑に絡んでいたとは...。ただ、規模はアレだが、同じような事案は日本においても存在する。
登場人物が多かったので、『調べるお』で人物相関図的なのを作った。興味のある方はご覧くださいませ。
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