【阪急電車の駅】 天下分け目の山の名前がつく駅
長岡天神駅の次の西山天王山駅は、
明智光秀と羽柴秀吉が戦った山崎の戦いが
行われた、天王山が近くにあることから
この駅名になった。
位置としては、長岡京市と大山崎町の
境付近になる。
住所は、長岡京市に当たる。
新しい駅で、2013年の開業。
準急と普通の停車駅で、各駅停車系のみ止まる。
■新駅ながら利用状況は好調
乗降客数は、阪急で57位とこの周辺の
普通しか止まらない駅としては多い方だ。
また、1万人以上の利用がある。
このお陰で、隣の長岡天神駅から
利用客が転移したのも否めない。
■高速道路との結節点
高速バスとの乗り換えが便利な構造に
なっている。
すぐ上を京都縦貫道が通っている。
そのため、この地に新駅設置となった。
ただ、ここで乗り換えのできる高速バスの
本数はそれほど多くない。
その理由は、京都・大阪、両都市を通る
高速バスが名神高速道路を主に走る。
この地は、名神高速道路から、
大山崎ジャンクションで少し北西に入った
京都縦貫道の長岡京インターの近くだ。
バス停の名前も「高速長岡京」だ。
そのため、わざわざこちらに寄り道する
バスは少ないということだ。
なお、駅から高速バス乗り場まで
エレベータで直結している。
■周辺の交通の要衝
この駅の近くには、調子八角という
交差点があるが、京都縦貫道の完成と
西山天王山駅開業で非常に大きな
交差点になった。
JR長岡京駅、阪急長岡天神駅に分かれる
道と京都縦貫道に並行している道(一般道)
と交差する。
そして、この道は、この辺りの主要道路、
国道171号と直結している。
■駅周辺は、開発が進む
この駅の西側には、デッキで繋がって、
済生会京都病院も新築移転してきた。
また、新しい住宅なども多く、駅開業の
効果がでている。
このためか、利用客は、右肩上がりだ。
■まとめ
・2013年開業の新駅
・高速バスと乗り換えに便利な駅構造
・乗り入れる高速バスは少ない
・周辺は開発が進み利用客は上昇