関西圏から最も朝早く鳥取へ行くのは「スーパーはくと」じゃなかった
関西から鳥取への足はスーパーはくと号が
最も便利なはず。
早朝に、大阪から鳥取へ向かうルートに
別の方法があるのに気づいた
早朝の新幹線を使うと大幅に早く鳥取へ到着
■一番の山陽新幹線で姫路へ
新大阪から山陽新幹線を下る1番列車は、
鹿児島中央行きの「みずほ」号。
この「みずほ」は姫路駅にも停車。
これを今回活用する。
そもそも、この列車が姫路駅に停車するのは、
大阪ー姫路間の移動を考慮したものでない。
播磨地区から西へ向かう需要のためである。
■姫路から普通列車
姫路から、岡山行きの列車に乗る。
こんな時間帯に誰が乗るのだろう?と
思っていると、多くの学生さんが
乗っている。
よく見ると、熊山駅最寄りの全国的にも
名を馳せる進学校岡山白陵高校の
学生さん。
「姫路から通えるんだ」という事に
少し驚きを隠せなかった。
兵庫県から岡山への越境通学でなかなかの
長距離、大変だなと思わずにいられなかった。
■上郡から岡山からやって来る特急に乗り換え
上郡ー智頭間は、智頭急行という
会社になる。
大阪からの特急は「はくと」に対し
岡山からの特急は「いなば」
合わせて「因幡の白兎」と
鳥取らしいネーミングだ。
しばし時間があったのでブラブラしてみる。
上郡駅の智頭急行の改札は7:00以降でないと
駅員さんは来ないようである。
そのため、そのまま素通りできる。
なお、特急列車はJRのホームから発着するが、
智頭急行の普通列車は専用ホームから
発着する。
岡山からの「スーパーいなば」号は、
この上郡駅で進行方向を変える。
スイッチバックをする。
また、今年のダイヤ改正で
智頭線内の特急は全席指定に変わった。
■智頭線内
どの特急列車も途中、佐用・大原・智頭に
停車する。
また、94年に開通した比較的新しい線で
高速特急が走るように対応している。
そして、踏切も一切ない。
このため爆速で飛ばす。
トンネルも多く直線的である。
ここから、40分程で通り抜けてしまうが、
兵庫県・岡山県・鳥取県と3県も渡っていく。
車両形式の頭にHOTとつくのは、
それぞれ県の頭文字である。
ただ、全線にわたり無料の鳥取自動車道と
並走しているのも特徴である。
■因幡の「因」と美作の「美」で因美線
因美線に入る。
ここからは幾分速度が落ちるが
鳥取県が主体に高速化工事も
行われた。
高速在来線特急が走るのに
貢献している。
■鳥取へは何分早く到着?
一番のスーパーはくと号は、
10時ころになるので約1時間半も
速く鳥取に到達できる。
これにより、土休日であれば
鳥取駅で観光列車「あめつち」号にも
乗り継げる。
また、鳥取から先、山陰本線を特急
「スーパーまつかぜ4号」で下れば
SLやまぐち号にも乗り継げる。
なお、現在災害運休中だが、
山陰本線の観光列車「○○のはなし」号にも
乗り継ぐことができた。
これらの列車は、伯備線経由の「やくも」の
1番列車でも可能であるが・・
■まとめ
・京阪神から早朝に鳥取への移動にどうでしょうか?
・この移動で観光列車へも乗り継ぎスムーズ
是非、鳥取への観光に利用してみてください
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