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多くの温泉地を抱える駅~加賀温泉駅

加賀温泉は、古くから多くの湯治客で賑わっている
加賀市の玄関駅
かつては、前後の駅で停車駅争奪戦が行われた



 

■停車する新幹線のダイヤ


加賀温泉駅は追い抜き可能になっています

・首都圏方面


 新幹線は、日中は東京方面の
「はくたか」号が停車します。

 東京駅まで3時間少々ほどで
到着します。

ほとんどの「かがやき」号は
通過してしまいますが、
2往復のみ停車します。

東京からは昼頃到着と加賀温泉発は
朝9時前と昼過ぎです。

これは、温泉旅館のチェックイン・アウトに
合わせたのかなと思うダイヤです。

・関西、名古屋方面


 「つるぎ」号になります。
ほぼ毎時1本ずつ停車します。

なお、東京方面~敦賀方面発着列車は
毎時1本ずつあります。

ただ、加賀温泉駅を通過する列車
(かがやき号)の時には代わりに
「つるぎ」号が2本停車する
時間帯もあります。
 

■加賀温泉郷の最寄り駅

・温泉駅が続く


 芦原温泉から加賀温泉へは、
牛ノ谷峠を越えます。

これで福井県から石川県に
入ります。

 「加賀温泉」という温泉は実はない。
山中温泉・山代温泉・片山津温泉 などを
総称して加賀温泉郷という名前です。

・まだ整備中の駅前


夜の加賀温泉駅


山側は、平和堂が出店しています。

ここに、お土産コーナーなども
充実していて来訪者の土産物店の
役割を果たしています。


■かつては、停車駅争奪戦


・この駅は、温泉駅でなかった


実は、加賀温泉駅は別の駅名でした。
作見駅という名前でした。

そして、特急など優等列車が
止まるような駅ではなかったのです。

・加賀地区は2駅も停車


作見駅に前後する動橋駅と大聖寺駅に
特急「雷鳥」と「しらさぎ」は停車
していました。

しかし、それでは、特急の格や
スピード面で両駅に停車するのは
問題とされていました。

・停車駅1本化


 動橋駅と大聖寺駅の真ん中にある
作見駅がクローズアップされました。

そこで、観光客にPRを兼ねて
「加賀温泉駅」と改称して
2駅の代わりに停車するように
なりました。

 そして、今日では、新幹線の駅として
大躍進を遂げたのです。

■まとめ

・新幹線の本数は、東京方面、関西方面ともほぼ毎時1本以上
・加賀温泉郷は、複数の温泉がある
・かつては、停車駅争奪戦があり真ん中の当駅が昇格





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