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いつの間にか、9両編成の空港特急
関西地区の空港アクセス特急といえばJR西日本の
特急「はるか」号と南海の特急「ラピート」です。
このJRの「はるか」号が増結を行っているという話です。
春頃には大盛況
春に、関西空港ー京都まで乗車した時には
すでにインバウンド需要が戻ってきており、
ほとんどの席が埋まっていました。
なお、この時にはごく一部を除き
基本編成の6両編成でした。
ニートトレインと呼ばれた271系
![](https://assets.st-note.com/img/1693222776065-w2qRUrNJEi.jpg?width=1200)
実は、2020年例の感染症が流行り始まる頃には、
特急「はるか」号の輸送力増強のため車両を
新造していました。
これにより、特急「はるか」号の全列車を今までの
6両編成から9両編成にして運行する予定でした。
これが、3両編成の271系と呼ばれる車両です。
そして、いざ増結となると例の感染症により、
インバウンド需要はすべて消えてしまいました。
そして、271系はわずかな期間使われた後は、
車庫で眠る日々が続いたのでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1693222809228-Z77Pda99Su.jpg?width=1200)
長い眠りから覚める日
2021年の春のダイヤ改正で、一部列車の9両編成での
運行が再開されます。
約1年弱は完全に車庫での生活でした。
これで、271系の運行は再開されます。
ただ、通勤時のごく一部の列車だけでほとんど
お目にかかることがない期間をまだ過ごします。
完全復活へ
2023年の夏、ついに特急「はるか」号の全列車、9両編成での運行が始まります。
![](https://assets.st-note.com/img/1693222869740-Wo0o40TDbD.jpg?width=1200)
座席供給数
「はるか」号の6両編成は248名でした。
新しい3両編成は122名で、
9両編成で370名の定員になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1693222927247-q08Va8zEeh.jpg?width=1200)
これに対し南海の空港特急の定員は6両編成で252名です。
そして、未だに日中は1時間に1本の運行です。
1時間当たりに直すと空港アクセスの特急列車の
供給座席数で「はるか」号の740名に対し
「ラピート」の252名で約3倍の開きになることになりました。
「ラピート」号は出発直前では指定席を取ることが大変難しい列車になってしまいました。
新しい特急「はるか」号(271系)の乗車には?
この新車両は、7~9号車に連結されます。
いずれも指定席になりますので予約が必要です。
ただ、全列車そういうわけではないです。
一部、従来型の車両の3両編成がつながっている
こともありますのでその時の「運」にもよります。
なお、予約サイトのシートマップを見ても座席数が
少ない方の新型車両のものに合わせられている
ため見分けがつきません。
まとめ
・JR西日本の特急「はるか」号は終日、9両編成で余裕が生まれている
・座席供給数が南海よりはるかに多い
・新型の「はるか」車両は7~9号車に組み込まれる。
キティちゃんラッピングも可愛いので是非、関西空港をご利用の際はご乗車してみてください。