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陸・空の高速交通3つを手に入れた~小松駅


高速道路・新幹線・空港の3つが揃うのが小松市。
重機のグローバルメーカーコマツの企業城下町。
金沢への都市圏でもある


■3つの高速交通のチャンネル


 

・小松空港


 自衛隊と共用しています。
時々、戦闘機のスクランブル発進する音が聞かれることがあります。
民間機は、主に東京方面の路線が飛んでいます。
新幹線との競合が考えられますが、小松駅は東京直通列車は「はくたか」5往復しか止まらないです。
だから、それほど利便が高いとは言えません。
元々、小松空港は福井市と金沢市の中間にあって、両市の利用者をターゲットにする空港という位置づけでもありました。


時々スクラングル発進で爆音が聞こえることも

・高速道路


金沢市からは随分離れています。
①小松駅
②小松空港


 北陸自動車道が日本海に沿って通ています。

・北陸新幹線


新しくなった小松駅
元々、在来線も高架駅だった


 この駅は、主に「つるぎ」号が多く停車します。
早朝深夜に「かがやき」号が停車します。
これは、東京直通を重きを置いていないという証でもあります。
元々、小松市と首都圏との行き来には空港が近いので航空機に新幹線が敵うはずがありません。

・旧国鉄車両の展示


この日は、「白鳥」のヘッドマークでした。
日によって変わります。

旧国鉄時代に活躍した489系という車両の先頭車が展示されています。
わたしが、子供の頃はこのカラーの電車が関西と北陸を結んでいたのを懐かしく思い出しました。
 在来線しかなかった頃は、小松にとってホントに首都圏は遠いところだったと偲ばれます。



■小松の産業や観光は?


 

・コマツの企業城下町



駅前には、「コマツの杜」という広場があります。
ここには、世界最大級の重機が展示されています。
とても、公道を走れるようなサイズではないのが印象的です。
その巨大さには驚きを隠せません。


・白山への玄関口


霊峰、白山の登山口の町でもあります。
白山一里野スキー場や温泉などもあります。
また、その先の岐阜県方面へ抜けることができる白山白川郷ホワイトロードへも続いています。

■金沢のベッドタウン

・金沢から1駅乗車も


 自由席は、金沢発で乗ると一番後方になります。
そこから、比較的多くの降車が見られました。
まだ、数としてはそこまで多くはないかもしれません。

・地方の通勤新幹線


「似ている」と感じたのが、長崎に対する諫早とか
鹿児島中央に対する川内とかでしょう。

金沢への通勤も利用客もこれから増えそうです。
僅か、12分程で結ばれています。

■まとめ


・企業城下町の小松
・北陸新幹線利用は対関西や対名古屋を想定
・金沢の通勤圏としてより一層の発展か?


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