前半戦は、4位を維持したけど大型連敗で失速して2年連続の最下位の若いチーム
ビッグボスこと新庄監督2年目、そして
エスコンフィールドの1年目のシーズンでした。
開幕当初は最下位でした。
が、じわじわと勝っていき、4位に浮上した後
このままいけるかなと思いました。
矢先に大型連敗で失速してしまいましたね。
それでは、戦力分析いってみましょう。
最下位とは思えない規定投球回達成3人も
最近の、投手は分担制が進んだこともあり
規定投球回をクリアする投手はかなり
減っています。
今や、リーグで10人前後が普通になっています。
その中で、今年のファイターズでは
3人も規定投球回をクリアしました。
これは、先発陣が安定していたということでしょう。
加藤投手は、被打率の割にはWHIPが
すごくいいです。
まさに、打たせて打ち取る典型的な投手ですね。
そうすると必然的に球数が少なくて長いイニングを
投げることができますね。
貯金できなかったのが不思議なほどです。
リーグ平均を大きく上回る成績なので
来季以降援護があれば、大きく勝ち越す
こともあり得ます。
上沢投手はまさにエースの活躍でした。
こちらも勝ち越せなかったのが不思議なほどです。
伊藤投手もリーグ平均と同じくらいの
被打率・WHIPです。
来季以降さらなる飛躍が期待されます。
さらに若い選手では、北山投手は抜群の被打率だし、
根元投手、金村投手も来季以降は期待が持てます。
リリーフ陣も世代交代が著しい
今年、ホークスから移籍した田中正義投手は
ストッパーを努めました。
ただ、意外と打たれているのですね。
来季以降はこのままストッパーを
任せるかどうかは微妙な成績と
いわざるを得ません。
宮西投手・杉浦投手もピリッとしない
シーズンといわざるを得なかったです。
その一方で、若手の台頭が著しいです。
池田投手は防御率は大したこと
ないですが、被打率・WHIPもすごい成績。
河野投手ちょっと
負け数が多いものの抜群の成績ですね。
もう少し経験を積んでピンチに
動じなくなればリリーフの看板選手に
なれるはずです。
福田投手は29試合に登板して自責点0って
ホントすごい!
なんだかんだで、清宮選手が軸。
打つ方は、万波選手・松本選手・清宮選手・
野村選手が軸でした。
入団以来注目度が高かった清宮選手ですが
今年も打率が低いのは変わらなかったですが
選球眼よく出塁率はチーム1位ですね。
これは大きな成果だと思います。
万波選手も本塁打王争いで敗れはした
もののいい経験になったと思われます。
昨年、元バファローズの吉田選手を抑えて
首位打者をとった松本選手ですが
打率が下がったことでいまいちの成績に
見えますがファイターズのレギュラー
としては十分な成績です。
マルティネス選手も打率の割に出塁率が
よかったです。
キャッチャーは、郡司選手とベテラン伏見選手の
トレード組で来季以降も戦うのでしょう。
来季へ向けて
エースの上沢投手がMLBへトレードか
微妙なところで戦力ダウンの心配が
ありますが、バファローズから
山崎投手の加入は大きな好材料です。
もし、上沢投手が残留となれば今年の
規定投球回達成者が4人もいる
大投手大国になります。
これは、バファローズにも引けを取らない
戦力といえます。
打力は、打率が低くとも出塁率を稼いで
いく今年日本一のタイガースのような
スモールベースボールをやれば
補えると思われます。
来季はかなり楽しみですね。