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ヒルクライムの聖地へ。

 人生で初の3000m級の標高へ。岐阜県と長野県の境にある乗鞍へ行ってきました。

関西・名古屋方面からはどうやって?


 関西からは、クルマで朴木バスターミナルにクルマを止め、平湯峠へ向かいそこから乗鞍スカイラインに入るのが一般的みたいです。私は関西人ですのでこちらからスタートすることにしました。高山市内方向からやってきました。


ほおのき平バスターミナルです。大きな無料の駐車場があります。
冬はスキー場がこの裏にあります


関東方面からは


 松本市内から、乗鞍観光センターバスターミナルがありますので、そこから乗鞍ハイラインで登ることになります。なお、ここのバスターミナルは標高が1450mで朴木バスターミナルよりは高い位置ですね。また、坂もスカイラインよりは若干緩いそうです。

モビリティステーション奥飛騨とは?


 帰ってから知ったのですが、平湯温泉バスターミナルの脇にはレンタルサイクル(E-BIKE:要はスポーツタイプの電動自転車)とスマートモビリティ(1人乗りの電動車)が借りられます。

スタート直後からすさまじい坂


 朴木バスターミナルから、平湯峠のスカイラインのスタート地点までで、すでに疲れが来てしまっています。ところどころ10%の坂があります。なお、朴木で標高1200mを越えています。そして、乗鞍スカイラインのスタート時点で1600mほどなのでおよそ400mも標高を登ってます。なお、距離は約5kmなので平均8%ですね。

クルマがいないのはうれしい


 乗鞍スカイラインは自家用車の乗り入れが禁止されています。観光バス、路線バス、タクシーと管理用のクルマくらいです。国道158号から別れてからスカイライン入り口もほぼ同様の状態でした。

スカイライン入り口です。後ろに一般車が入らないよう見張り小屋があります


乗鞍スカイライン


 最初は、そんなに風変わりな道ではありません。我々の関西の近くにも似たような道はあります。道が曲がりくねって標高を稼いでいくという典型的な道です。

景色が一変する


 森林限界を突破するのが、およそ標高2400mあたりですね。この日は、ガスは見られ、段々とガスが下界に下がっていく感じになりました。そして、岩場などが続く道になります。登ってきた道を振り返ると絶景が広がります。
 この辺りでは、少し行っては写真撮影に余念がありません。

この辺りで森林限界になります。かなり低木ばかりです。標高2400mくらい。
スマホのアプリで標高を見ながら上ってました


高山病かな?


 前夜は、朝に着くためにあまり眠らずに車を運転してきたせいもあるのかな?すぐに息が上がります。降りて自転車を押し、歩いても息が上がるくらいでした。幸い、頭痛まではなく行けそうなのでそのまま、スカイラインの終点、畳平に到着しました。畳平の気温は13度でした。それでも暑く感じます。
 しんどいのは、体力ないからか?これくらいの坂なら、もう少し楽なんだけど?が続きます。なお、ロードバイク持ってませんのでクロスバイクです。(これが原因としときました)周りは皆さんはロードバイクでビンディングペダルの方ばかりでした。

畳平付近です


畳平付近


 この道の終点は、畳平です。3時間近くかかりました。バスターミナルがあります。多くの方が、バスで登ってこられるそうですね。畳平付近の少しエコーラインに入ったところには、日本で一番高いバス停があるようです。「乗鞍岳」です。その横が岐阜県と長野県の境界です。

ここら辺が最も標高の高い道路です。


 なにしろ、日本で最も高い地点の舗装道路ですね。



ここから先は比較的平坦な道です


鶴ヶ池と畳平バスターミナル。幻想的な雰囲気です


まとめ


・上りはじめは、普通の山道です。
・森林限界を超えると、絶景ロードの始まり
・天気の変化により色々な顔を楽しめます


対策


・クマよけの鈴
・雨具(山の天気は変わりやすいですから)
・防寒具(下りは気温13度で風に乗って,ほとんど漕がずに降りますから)
・補給食
・多めの水分(高山では予想以上に体内の水分が奪われるそうです)

 
 

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