沖縄弾丸ツアー
1日で(日帰りで)楽しむということで宿泊費を浮かすというのがひとつの目標です。ピーチ航空で弾丸ツアーなるものも販売されています。それの疑似的な感じで行ってみました。なお、実際行きましたのは、2022年10月でございます。
ピーチもいいのですが、私の住む地域は関西空港から遠く1番電車でも一番の航空便に間に合いません。そこで、神戸発着にしました。神戸なら間に合います。
スカイマーク591便(神戸7:30→沖縄9:45)
スカイマークは、神戸空港をハブにしています。神戸の近郊の山合にあり、神戸市営地下鉄総合運動公園前駅前のかつてプロ野球のオリックスが本拠地にしていたグリーンスタジアム神戸のネームライセンスを買取り、スカイマークスタジアムと呼ばれていた時期がありました。今は、ほっともっと神戸と呼ばれていますが、それほどスカイマークは神戸に根差しているということでしょう。
神戸空港は、神戸の中心地三宮から新交通システムのポートライナーで20分程で到着します。朝はかなりの運転本数ですのでほとんど待つことなく乗ることができます。また、無人運転です。
神戸空港は、関西の3空港の中でも地方空港の位置づけで、あまり広くないのがメリットでもありデメリットでもあります。メリットは、コンパクトなため駅から出発ロビー、検査、搭乗ゲートまでの動線が極めて短く便利です。デメリットは多くの利用客を捌けないということでしょうか。
定刻に搭乗が終わり、ボーイング737はタキシングを始めます。この時間帯は、各方面への出発のラッシュといえますが、すんなりと離陸の準備となりました。スカイマークは、エアバス380という大型旅客機を導入しようとして経営破綻に追い込まれましたが、今は健全経営に徹していて機材は737-800で統一されています。
東側から、西側へ向けて離陸していきます。高度上昇中にはすぐに明石海峡大橋を跨ぎます。そして、左に旋回しながら淡路島、徳島、高知の方へと進んでいきます。
ベルトサインが消灯後には機内サービスが始まります。コーヒーとキットカットのサービスです。
沖縄線は国内線では長距離の部類になりますね。国内線では1時間~1時間半くらいのフライトが多いですが、この区間のフライトは2時間もかかります。距離が長いですから。
上空の偏西風が強いためかやや時間がかかるようで少し遅れるようです。10分遅れでした。
海上を飛行して、段々と沖縄が近づいているようです。沖縄は、南から北へ向けて滑走路にアプローチをするようです。沖縄那覇空港には、自衛隊の基地も隣接しているようで戦闘機も離発着しているようでした。
那覇空港は大きな空港で神戸空港とは比べ物にならないくらい大きいです。それでは、1日沖縄ツアーの始まりです。
波上宮
まず、ゆいレールに乗り、旭橋駅まで行きました。ここから、海の方へ歩いていきます。そうすると10分程で波上宮に到着します。ここは、沖縄の守り神様みたいですね。崖の上に神社がありましてすぐ横のビーチからその崖の上に立っていることがわかります。
本州では、狛犬が鎮座しているところ、さすが、沖縄!ライオン、シーサーがいっぱいいます。
国際通・壺屋やちむん通
次に、県庁前駅に向けて歩きます。県庁前駅からすぐに那覇の繁華街の中心といえる国際通りの入り口があります。この通りは土産物屋や飲食店もいっぱいあります。国際通りをしばらく歩き、壺屋やちむん通りを目指しました。
「やちむん」とはまさに焼き物という意味で焼き物のお店がいっぱいです。通りの雰囲気も異国情緒にあふれています。
首里城
安里駅まで、歩きここから首里城に向けてゆいレールに乗ります。ここからは結構な勾配で登っていきます。首里駅からは歩いていきます。首里城は火事で焼けてしまったので現在、再建工事中でした。ただ、周りの城壁などはそのまま残っていました。
石畳道
識名園は、休園でしたので首里城の近くの金城町石畳道を行きます。結構急な下り坂ですが、雰囲気のある道でした。
新都心「おもろまち」
ここでは、沖縄県立博物館に行きました。ここは建築も有名みたいです。展示内容としては、沖縄の歴史であったり生き物などです。
ウミカジテラス
おもろまち駅から赤嶺駅までゆいレールに乗りました。ここからウミカジテラスに向かいます。この島は那覇空港の滑走路2本の間にある島です。赤嶺駅から、バスで15分程で着きます。東京バスの「うみかじライナー」というバスでした。島を1周してもそんなに大きくありません。リゾート感のある建物が多くあります。
沖縄そば
小禄駅のすぐ横にはイオンのショッピングセンターがありその中で「沖縄そば」をいただきました。美味でございました。そして、夜の国際通にもう一度行きました。昼間とほぼ同じ位置から写真を撮ってみました。雰囲気はまた全く違います。
那覇空港に戻り、帰りの飛行機を待ちます。
ソラシド130便(那覇20:05→神戸22:00)
この航空会社は、宮崎が本社の航空会社でボーイング737で統一されています。機内サービスでは、スープをいただけました。なお、たまたま、タカチホ塗装の機材が当たりました。
ソラシドエアーやスカイマークはミドルコストキャリアと呼ばれていますがサービスに関しては大手とあまり変わりありません。事前に座席を指定したり、手荷物のあ付入れも大手と同じ基準です。機内サービスも飲み物や茶菓子などがあります。座席の間隔も大手と変わりません。
値段はできるだけ早い時期に購入することでローコストキャリー並みに抑えることができます。ローコストキャリアでは上記の制限が厳しいというかプラス料金がかかってきます。また、表示価格は航空運賃ではありますが、燃油サーチャージであったり空港使用料や支払い手数料が入っていなかったりします。これらの絶対に避けることのできないオプションを足してしまうとミドルコストキャリーのお値段にはすぐ到達してしまいます。
那覇ー神戸便の最終便はスカイマークでなくソラシドエアであったこととまだ一度も利用したことがなかったことから利用しました。また利用したいです。
まとめ
・レンタカーなしで沖縄の日帰りでも結構楽しめました
・主に那覇市内を中心に。国際通、首里城、石畳道、やちむん通など
・那覇市自体の人口は30万人台ですが都市圏としては80万位で意外と都会です