『リカバリー・カバヒコ』を読んで感じた悩みの言語化の大切さ
こんにちは。ほどほどです。
今回ご紹介する本は青山美智子さんの
『リカバリー・カバヒコ』です。
青山さんの本は『月の立つ林で』以来2冊目なんですが、今回もとっても心が暖かくなる内容でした。
タイトルの「リカバリー・カバヒコ」は物語に出てくるマンションの近くの「日の出公園」にあるカバのアニマルライドのこと。
マンションの近くにあるクリーニング屋さんのおばあちゃんが名付け親です。
自分の悪いところと同じ場所を撫でてあげると不思議と悪いところが治っちゃう。
体の外側も内側も。
そんな体験が次々と起きていく展開です。
みなさんは自分の家にあった人形やクッションに悩みを相談したことってありませんか?それに近い感覚だと思います。
自分の悩みを口に出すことってスゴく大事なことですよね。抱え込んだらずっと成長しないまま。
周りにこんな人いませんか?
●他人のためじゃなく自分のために頑張りたい
●周りを気にして大切なことをうまく伝えられない
●真実から目を背けちゃう
●嘘をついたせいでホントの事を言い出せない
●人に弱みを見せないように強がってしまう
そんな悩みを持った人にぜひ読んでほしいと思います。
青山美智子さんの作品の良いところは、すべての章が絶妙に繋がってるところ。
心からエールを送りたくなる一冊です。
「大丈夫。わたしたちはきっとリカバリーできる。」