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久々の沈没を懐かしみながら辟易とする。

私は双極症で専業主婦。
仕事はできないが家事はそこそこできる、と思っていた。

のだが、久々になにもできないポンコツになっている。

まず朝起きれない。
手足が重い、体がだるい。
布団の中、足だけ貧乏ゆすりで動かし二度寝を防ごうとする。
そこまでは頑張れるが起きれない。

体を起こして、また布団に沈んだ。

そんなこんなで今週の保育園は大遅刻の連続である。

こんなに遅刻するくらいなら、いっそ休ませるか。
いや、保育園に行ってもらわなければ、私がもっと使い物にならなくなる。

先生たちには悪いが、この大遅刻を見逃してもらった。

あと、料理ができない。
体がだるくて重くて思うように動かないのだ。

ちょっとカフェラテを飲んだらカフェインが効いたのかリビングの片付けと掃除機がけはできて、これで元に戻ったかと思えば保育園の迎えの前にだるさに胃痛が加わる始末。

夕食は簡単にインスタントのポタージュと納豆ご飯で済まそうと思ったら、夫が肉の消費期限がとか言い出すから重い体を引き摺って料理をした。

が、この間に娘が牛乳をこぼす。
これはきちんと拭いて対処することができたし、声も荒げずに済んだ。
それなのに、時間差で泣きそうになって夫にヘルプを求めた。

夫は仕事を中断して娘の相手をしてくれて、私は料理に集中できた。

3人で夕食をとり、娘は夫に風呂に入れてもらい、私も入浴してから娘と一緒に布団に入った。

娘が寝付いたかどうか途中から記憶がないので、私が先に寝落ちしたのだろう。

それなのにやっぱり朝が起きれない。
保育園は遅刻、の繰り返し。

土日と保育園は休みだが、私は生きていられるだろうか。

だが、ここまで沈むと思うことがある。
ここまで沈むから、私は精神障害者なのだな〜と。

だるくても料理をするが今年の目標だったが、このだるさでは無理である。
なんだか、体が重すぎて言うことを聞かない。

本当なら夫に料理をしてもらいたいのだが、頑なにしたくないようで外食が続いている。
ああ、お財布への打撃が。

娘の栄養面でも大丈夫だろうか。
ああ、心配で不安だ。

少々障害年金でお金が入ったからもしかしてふたりめも望めるか?なんて思っていたが、こんな体じゃ無理だと今は思う。

本当になにもできない。
懸命に気持ちだけは沈まないようにとしているが、体は鉛のように重いまま。
沈殿している感覚。
体そのものが重い感覚もするし、鉛のような澱んだ何かが体にしつこく沈殿しているような感じもする。

でも、「こんなだったな」と思う気持ちもある。
調子が悪いとこうなるんだよなと。
そうだったそうだった、と。

いっそ懐かしいほど。
だが、やはり動かない体にはため息がこぼれる。

この体と付き合うのも楽じゃないが、生きるのを諦めないだけ偉いと思う。
そう思うくらいには最大級に調子が悪い。

こんな時期はだいたい生理と被る。
薬を飲み忘れ始める。

薬を飲み忘れて悪くなるのか、悪くなったから忘れるのかはわからない。
ただ、薬を飲んだのかどうか、はっきり覚えている日とわからなくなる日がある。
頭にモヤがかかっている感覚というのだろうか。

だとしたら、悪くなったから忘れ出すのかもしれない。

とにかく、薬を飲みつつ体を休ませ、MP(メンタルポイント、精神力)を回復させるべく自分を楽しませようと思う。

まあ、そうするしかできることがないのだが。
天気がいいことだけが救いだな、と思いながら筆を置く。

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鷹野いづみ
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