読書感想文:燃える平原/フアン・ルルフォ
燃える平原 フアン・ルルフォ 著
こんな時、原語が分かればな、と思う。
枯れつくした平原を、干からびるまでの命で埋め尽くせるのか。
流れてしまった牛の行方は女の操とやらとともにどこかへ行った。
時折、ひどく切なくなる。
何もかもが乾いて砂になるような心持がする。
それをとどめるすべさえも、乾いて砂になって、風に吹きさらされる。
その風さえ熱い。
(2009/3 南米文学で、今思い返して何が書いてあったのか全然思い出せないのだが、当時読んだままに感じた感想、これはそのままにしておく。これこそ「感想」「感じた想い」だろう。)
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