ZINEの感想って全部うれしい!というはなし
こんにちは、たかなみ書店です。
9月22日、文学フリマ札幌9より販売を開始した旅行エッセイZINE『どういうわけかドタバタ旅』の売れ行きが好調です。
通販は残り2冊です(増刷をかけていますが、あと2週間ほどかかります)。
ZINEについていただく感想、何もかも全部うれしいです。本当にありがとうございます。
「届きました!」という報告や、こういうところが面白かったという感想、写真だけでも、全部飛び上がるほど嬉しいです。
ただ、今回ひとつ新鮮だったことがあります。
読んでいるシチュエーションを報告してくださるのってものすごく嬉しいんだな、ということ。
読んだものの感想をいただくことはあれど、読んでいるシチュエーションを教えていただくことは少なかったので、新鮮でした。
例えばどういうことかといいますと。
「新幹線で読んでいます」「電車で読みました」など、旅のお供として読んでくださる方がいるのが非常に嬉しかったです。旅先で旅エッセイを読むのってすごく良いな……。今後真似させていただきます。
「川べりで読んでいます」と本を開いている場所を伝えてくださったり、「休みの日に読みます」「お茶をのみながら読んでます」と教えてくださったり。
手に渡った方たちの生活になじんでいくような心地がして、じんときます。
読んでいるシチュエーションの報告ってこんなに嬉しいんだ……!と感動しました。わたしもこういう感想を伝えられたらいいな、と思います。
素敵なZINEを買って、リプライなどを送るとき、こんな感想で薄っぺらくないかな?大丈夫かな?と思い悩むことはありますが、
例えば「毎日寝る前の楽しみに1章ずつ読みました」「おもしろくて喫茶店で一気読みしました」という感想でもいいんだ!というかそれがむしろ嬉しいんだ、とわかって、感想を伝えるハードルもぐっと下がった気がします。
タイトルにもある通り、ZINEへのリアクションはもちろん全部嬉しいです。
なにかコメントしたいけど感想なんてうまく書けない……というときに、読んだシチュエーションを伝えると作者は嬉しいかもしれません、という気づきを伝えたくてこれを書きました。
次作の構想も練っています。オンライン書店の開業準備も進めたいところ。驕らずにがんばります。
たかなみ書店