死にゆく妹と占い師の姉①
たまにはこんな風に高村の日常を綴った内容も良いかな
と思い、こんなカテゴリーを作ってみました。
どんな人? って思いながらご相談するのは不安かなあと思い、少しは人となりが見えるようにしてみようかなと思いました。
写真の南天が珍しいほどの雪化粧だったので、紅白が縁起がいい気がして写真を撮りました。
あけましておめでとうございます。
去年はたくさんの方の人生にふれて、高村自身も大きく変化のある一年でした。
このブログをお読みいただく方たちはどんなお年始でしょうか?
たまには高村の日常の一コマなどを日記代わりに書いてみようと思います。
というか、ほぼ日記です。
ですがタイトルにある通り、新シリーズの開始です
2022年のことについては別記事を書きますので、またそちらを記事にした時はどうぞよろしくお願いいたします。
高村の妹は闘病生活中でして、この年始から3が日、高村は実家で介護をしております。
年末までお仕事が入っておりましたので、納めきれずに終わるのではないかと冷や冷やしましたが、なんとかギリギリセーフで納めました。
実家は同じ県内ですが、実家に着いたのが2020年12月31日の夜遅くに到着したのですが、
「「「お土産の〇〇うどんは!?」」」
高村「……疲れて……買い忘れたというか……」
「「「明日(元旦)は〇〇うどんにするからって、具材も全て買ってあるけど!?」」」
高村「仕事だったんだよ……」
母「うどんは!? うどんだよ!? うどんが明日のご飯だよ!?」
※宮城ではあまりおせちの文化はないです
高村「ごめんね! 私だけが帰ってきてしまって! うどんがメインだったんだね! 今から買ってくるよ!」
母「スーパーのじゃだめなのよ! 〇〇うどんなのよ!」
高村「また機会があったら買ってくるよ……」
母「来月、買ってきてよ!」
高村「はい……。バカなの!? え、バカなの!? ……バカなの!?」
もちろん、母は本当に買ってきて欲しいわけじゃないのですが、あまりのガッカリさに思わず叫んだだけですが。
あまりの驚きに「バカなの!?」とこちらも思わず三回も叫んでしまいました。
ただ、妹から
「英ちゃん、うどんは?」
高村「え、食欲ないんじゃなかったの?」
「いや、うどんなら食べられそうだなって思って」
と言われて、スーパーに駆け込みました。
そんなドタバタの年末でした。
そして年明けて今日。
実家で朝からドタバタと働いております。
一般的な実家で過ごすお正月はゆっくりするものなのでしょうか?
高村の家系はさすが、高村の動きや生きるテンポがスローペースに感じるほど、回遊魚のごとく動き回っております。
高村が疲れてストーブ前でくたばってたら(気絶する様に一瞬で寝たのですが)起こされてしまい、
母「英さん、お買い物に行くわよ」
(母は気分によって高村を英さんと呼びます)
高村「眠いのよ…」
母「働いてよ〜! 若いんだから、働くのよ〜!」
高村「働いてるのよ…」
母「うどん、作らなきゃいけないんだからね」
高村「分かった、起きます」
多分、一生うどんのお土産のことを言われると思ったので働きます笑。
そうしたらスーパーにて、
母「ほら、〇〇『風』うどんよ。本場じゃないのよ」
高村「分かりました。来年、また時間を作ってタイミング見てコロナとか落ち着いたら買いに行きます」
母「あなた一人で行くの! まぁ! 普通はね、お母さん、次は一緒に行かない? って誘うのよ?」
高村「私が滅多に怒らないのはあなたのおかげです。ここまで忍耐強い人に育ててくれて本当にありがとうございます」
母「親には頭が下がらないわよね〜」
高村「今のは嫌味です」
高村はあまり怒らないタイプですが(これでも……)、父は本当に怒らない人でした。叱ることはあっても、感情的に怒る人ではなかったです。
諭すような叱り方をする人でしたね。
本当ーーーーに、父は忍耐強い方でしたが、よくもまぁこのわがままで無鉄砲で
「人生なんとかなるっしょ!」
みたいな母を自分の伴侶に選んだなって子供ながらに思います。
そんな父は若い当時、イケメンの部類に入ったのですが、
父「結婚するなら、ずっと笑っていられる人が良かった。楽しい結婚生活が送れそうな人が良かった」
との理由で母と結婚し、高村が「それで実際どうなの?」と聞いたら、とても後悔しておりました笑。
そんな父が亡くなる時、高村が手を握っていたのですが、その手を振り払いました。
父は最後に手招きで母を呼び、母の手を握って亡くなりました。
人生の最後に、それでも父は最後に母の手を握ったことを思い出しました。
うどんのことで肩身の狭い思いをしている時に。
休む暇もないお年始になりましたが、今年も高村は元気に楽しく、ワクワクしながら生きていきたいですね。
高村は好きな人が生きているだけで嬉しいです。
妹は春先には亡くなります。
それでも、その瞬間まで、その後の彼女の人生も全て愛おしいです。
父が亡くなってみんなが会いたいと泣いている時に、高村だけがズルで会えていたので、今回も妹とは口数少なく会話していますが、
高村は妹が好き。
またどこでも会えるから、口数が少なくても寂しくないですね。
ただ、うどんのことはもっと早くに言っててくれよ!!!
とはさすがに思いましたが。笑
こんな感じで今年の新年の日常がスタートしています。
皆さんは好きな人と過ごせていますか?
高村は自分のこともご相談者様のことも好きなので、一人でいても誰と過ごしていても幸せです。
今年も皆様、こんな高村ですが、前年同様、遠慮なくご相談くださいね。
今月はもっとブログの更新頻度を上げたいと思っています。
というわけで、妹のことを綴りながら、高村の考えや、人助けをしている理由とか、なんか分かりませんが、この新シリーズを開始してみました。
とはいえ、普通に本業のご相談もお受けしているので、皆さん、遠慮なくご相談くださいね。
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