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【車中泊旅2024春5/15~】6/14 Day31(最終日):香川県で「讃岐らぁ~めん 伊吹いりこセンター」、天空の鳥居、山下うどん

5月15日から始めた車中泊の旅、本日31日目にて終了となります。
最終日の今日は、香川県と愛媛県の県境、香川県観音寺市の道の駅「とよはま」で目覚めました。夕焼けで有名な場所ではありますが、今朝は朝日も素晴らしい景色でした。

こんな朝日も珍しい

さて、今日は


〇むしろ朝に食べたい「讃岐らぁ~めん 伊吹いりこセンター」

香川県観音寺市の沖に浮かぶ伊吹島はいりこで有名な島です。香川県のみならず四国あるいは中国地方の高速サービスエリアや道の駅にまで置いてあるブランドいりこ「伊吹島のいりこ」は、西日本では広く知られているようです。

その伊吹島へのフェリーが発着する近くに、伊吹のいりこ100%のラーメンを出す店があるというので行ってきました。

レトロな建物
店内の様子
朝限定 煮干しラーメン
濃厚煮干しラーメン 大盛

「伊吹いりこセンター」はレトロな佇まいの建物ですが、一歩中に入ると若い方が運営されていました。店内の細かい装飾もレトロな味を活かしながらポップにリニューアルされて、昔ながらの味わいのラーメンを出しつつもラーメンも経営も進化させている空気を感じました。

私が注文したのは朝限定の煮干しラーメン。透き通ったスープに美しく整えられて丼におさまっている細麺、お揚げとねぎの乗ったシンプルなラーメンでした。実は私、煮干しラーメンと言われるラーメンが苦手でして。煮干しを全面に押し出してくる、私にとっては生臭い感じがどうにも。と思っていたのですが、こちらのスープを一口頂いて、その概念が覆されました。私の思う煮干し特有の味がほとんどせず、旨味だけが感じられます。確かにいりこの味がするのですが、全然嫌じゃない。とても不思議でした。出汁は脂ッ気がないので、おすまし汁にラーメンを入れて食べているよう。朝からでも、いや朝だからこそ食べたいラーメンです。

夫は濃厚煮干しラーメン。灰色のポタージュのようになった濃厚な出汁ですが、こちらも私の苦手な生臭さがなく、焦がしたような風味がとても美味しいアクセントになっていました。こちらの麺は平麺で表面がつるつるした感じです、朝ラーメンの細くてザラザラした表面の麺とは全く違っているのも面白かったです。

ということで、朝一番のラーメンですが全く嫌味なく美味しくいただく事ができました。これは是非リピートしたいラーメンです。

〇遥か眼下に海を見下ろす、天空の鳥居

観音寺市にある高い場所から海を見下ろすことで、通称「天空の鳥居」と呼ばれている高屋神社。神社の裏手に駐車場があるので、そこに車を駐車して少し歩いたら天空の鳥居からの眺望が楽しめる!

という楽な気持ちで挑んだのですが、先日の大雨による落石で神社裏手の駐車場への道は閉鎖。ほぼ海岸と同じ標高にあるふもとの駐車場から標高400mの神社まで登る事になりました。

いきなりのプチ登山。サンダルを靴に履き替え、日焼け止めを塗り、日傘と帽子と飲み物を持って出発。

神社までは舗装路、未舗装路、そして最後は階段が続きました。到着まで1時間ほどかかりますが、おそらく車で訪れたよりは10倍くらい感動します。

鳥居から下には自分が上ってきた階段、その先には瀬戸内海の海と空。大きくて壮大な眺めは自分の足で勝ち取ったという気分によって、更に感動が増したので、良しとしましょう。

空と海が向こうの方で一つになってます。
最後の階段はこんな感じ

頂上には自動販売機はあるのですが、お土産品のみ販売で飲み物販売はありません。飲み物持参は必須ですよー!

帰りは同じ道を30分ほどで下ってきました。

〇讃岐うどん激戦区の一つ、善通寺市の「山下うどん」

朝ラーメンを食べたものの、思わぬ鳥居への運動でエネルギーを使ったのを言い訳に、旅の最後は讃岐うどんの有名店の一つ「山下うどん」で〆る事にしました。

山下うどんの麺はごつごつと太い男麺。私は冷たくしめた麺に熱い出汁をかける「ひやあつ」にしました。冷水でキュッとしめられた麺のコシといったらもの凄い。やはり、このレベルの麺は讃岐ならではだと思います。もっとも個人的には細目で口当たりが柔らかいのにしっかりとコシがある女麺が好きですが。

朝のラーメン店にも負けないレトロ感
店内の佇まいもしっかりレトロ。良い感じ。
ふっとい男麺はコシが凄い!

出汁は私好みの甘さがない出汁でしたので、こちらは大層気に入りました。付け合わせた芝エビのかき揚げは、エビ以外の具がないエビ100%という潔さが他では見られないもので、これも食べておいてよかったです。

こうして、約1か月に渡る車中泊を無事終える事ができました。色々な試行錯誤を繰り返しながら、自分たちの気に入るスタイルができつつあります。これを書いている7月17日現在、既に夏旅を始めております。旅の記録を引き続きあげて参りますので、引き続き読んで頂ければ幸いです。

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