モッチー編集長の高松日記17〜香川をデザインした男・和田邦坊〜
こんにちは。モッチー編集長こと望岡季世彦(もちおか・きよひこ)です。
このアカウントでは高松の好きなところ、高松経済新聞の取材を通して感じた高松の魅力をお伝えしていきます。
さて、今回の内容は琴平町出身の画家・イラストレーターであり、「香川をデザインした男」とも呼ばれる和田邦坊(1899(明治32)年~1992(平成4)年)について書いていきます。
香川の銘菓「名物かまど」や「灸まん」のパッケージデザインのほか、牟礼町のうどん店「うどん本陣山田家」では総合プロデュースも手掛けました。まさに香川のマルチクリエーター。
全国的に有名なのは下の作品ではないでしょうか。
風刺画として紹介されるこの作品が発表されたのは1928(昭和3)年。1926〜1938年に和田は東京日日新聞(現在の毎日新聞)で新聞記者や風刺漫画家として活動、かなりの人気を誇ったようです。
その後香川に戻り、先述のようにデザイン・プロデュース活動をしてきました。
和田は「わしの言うことは絶対!口を出したら手を引くぞ!」としばしば言っていたそうです。クライアントの想いに応えすぎても逆にいい商品は生まれないと俯瞰した立場で提案を行なっていたそうで、それが香川に現在も残る数々のデザインを生んだのでしょう。
余談ですが、和田邦坊が生まれたのは8月24日で、モッチー編集長と1日違い、そして亡くなった1992年はモッチー編集長の生まれた年ということで、数字の偶然に少し驚きました。今回この記事を書くにあたり調べたのは表面的な部分に過ぎないので、これからも取材を通してより深く知りたくなりました。
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