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【医師の収入は国に依存している】 感想: 『医師の経済的自由』 自由気ままな整形外科医

まとめ

私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
医師の給与はあくまでも国の財源に依存している。
長期に安定収入を得る道を探そう。
ということです。

本を読んだ動機

 医師の資産形成について、本を出した後ではありますが、理解を深めたいと思って読むことにしました。不動産投資や事業によって資産を作った整形外科医のようです。不動産投資かぁあんまり気が進まないんですよね。頑張りたくない!笑

感想

 私は「医師免許は究極の安定資産」だと考えていました。医師免許は一度取得すれば、生涯にわたって医師の資格を得られます。医師免許によって医療行為は医師だけに独占されます。医療行為を免許がない人がやれば、捕まっちゃいますよね。なので、医師免許さえあれば、どこでも働くことができます。週1勤務でも、日本の平均給与に近いお金を得ることもできます。

 しかしながら、著者は次のように述べています。

医師は医療財源に養われている「準公務員」であるため、貧困化の例外ではありません。

医師の経済的自由

あー、確かに…。この視点で考えたことはありませんでした。確かに医者の報酬は国が決めた財源の中から賄われています。となると、国があやしくなったら、私の収入もあやしくなる。ですから、私は経済的には完全に国に依存している状態です。

 そのため、著者は労働所得は不安定だとして、複数の安定した収入源が必要だと説いています。その方法として、著者は不動産、旅館業、スモールビジネス、金融、さらには太陽光と幅広く活動しています。

 それらの方法論が本書で解説されています。いやー、かなり頑張らないとな、というのが正直な感想でした。やはりね、著者がこれらの資産形成について大好きな様子が伝わるんですよ。そしてそのための労力を惜しまないのです。

 私は、あんまり興味が持てないんです。労力を惜しみたい笑。いろんな方面でがんばって、それらがうまくいくと、経済的にはかなり安定しそうです。そうすれば"自由気ままな放射線治療医"になれる。でも今も割と好きなように生きていられているからな。なんとかこのまま逃げきれないかなぁ。

おわりに

私は頑張らない資産形成のほうが好みです。
都合の悪い事実から目を背けているだけかもしれませんが…。

読んで頂き誠にありがとうございました。

髙草木


基本情報

リンク:医師の経済的自由
入手場所:メルカリ
読み始めた日:2024年11月14日
備考:読書ノート13冊目終了


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