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【やばい!⭐︎1評価きた…】 感想:『Amazonレビューに振り回されない』 飛立未鳥
はじめに
私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
どんな本でも⭐︎1評価は必ずつく。
でもその⭐︎1評価は見知らぬ誰かが読んでくれた証拠だ。
ということです。
感想
先日私が出版した本に⭐︎1評価がついて、恥ずかしながらびっくりしてしまいました。
何か対策は??
と探していたら発見したのが本書です。
速攻でダウンロードして読みました。
本書はAmazonレビューの分析に特化しています。
珍しい。
それだけで価値がありますよね。
さて、この本では⭐︎1評価について詳しく解析されています。
大切なことは、どんな本でも必ず一定の割合で⭐︎1評価がつく、ということです。
具体的にはトップセールスの本でも⭐︎1評価は4%だそうです。
そしてKindle出版も含めた解析では⭐︎1評価は評価全体の4.0-7.2%と分析されていました。
確かに⭐︎1評価がない本ってありませんよね。
そう考えると気が楽になります。
また、本書で指摘されていましたが、例えば知人が本を買いた場合、仮にどんなにひどくても⭐︎1評価は付け難いです。
うん、確かに。
逆に「⭐︎1評価を受けた」ということは私の知らない誰かがわざわざ本を読んでくれた証でもある、と考えてもよいようです。
私が評価者に個人的な恨みを買っていれば話は別ですが。。
つまり、⭐︎1評価は必ず付くもの、そしてそれは私の知らない誰かに届いた証拠だと考えられます。
読了後の意識/行動の変化
出版した直後は、私の知人が読んでくれて、好意的なレビューを残してくれるだろう、と安易に考えていました。
そこに突然⭐︎1が入ってきたので驚いてしまいました。
さて、改めて当該⭐︎1評価のレビューコメントを拝見すると、他の本との差別化、つまり新規性が問題にあるようです。
記述している内容に対する問題点は指摘されていません。
もしかしたら、それを記載する手間すら無駄だと判断されたのかもしれませんが・・
おそらく、過去に複数の論文作成の本を読んだ経験や、既に論文をたくさん執筆している経験があったりすると、私の本は物足りない可能性があります。
これは私自身も経験することで、勉強の過程で複数の本を読むと、「なんだ同じことを書いてあるだけだな」と思うことが確かにあります。
ですから、本の評価は、読む人物や読むタイミングによっても大きく変わる、極めて流動的なものだと思い至りました。
そして、見知らぬ誰かに私の本が届いた、ということは本を書かなければ気付くことはありませんでした。
今も別の本を書いていますが、むしろこれからも本を書くことを楽しんでみようと思います!
基本情報
リンク:Amazonレビューに振り回されない
入手場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年9月3日
備考:読書ノート13冊目 割り込み投稿です
おわりに
⭐︎1評価を頂いてありがとう、と言えるほどの度量は残念ながら私にはありません。
ですが良い経験を得られたなと思います。
とはいえ、ここから先⭐︎1評価ラッシュになったら凹んじゃいそう、というのが正直な気持ちです。
読んで頂き誠にありがとうございました。
髙草木