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【本質的価値が計算できない…】 感想:『投資で一番大切な20の教え』 ハワード・マークス
はじめに
私にとって、この本での重要な部分を簡単にまとめると
「本質的価値」を考えて、割安になっている株を購入しよう、という株式投資の本ですが、その基準となる「本質的価値」を割り出すのは大変。。
ということです。
感想
株式投資の本です。
去年まで個別株式投資にチャレンジしていました。
そのときにピックアップしていた本です。
何かで勧められていた本だと思いますが忘れました。
きっと投資の心構えが学べるはずです。
本書の冒頭で述べられているように、この本はハウツー本ではなく、「投資哲学の
声明文」だそうです。
そんな哲学の中で筆者はこう述べています。
『哲学というものは、長い時間をかけて、さまざまな情報をもとに蓄積した数多くのアイデアの集大成でなければならない。』
これって、投資に限った話ではありません。
全てのものごとに共通しそうです。
とくに、「長い時間をかけて」取り組めるほど自分が好きになれたら、よい結果が生まれるのでしょう。
著者にとってはそれが投資だったんだと思います。
どうも私にとって個別株式の投資はそれほどでもなかったみたいですね。
そして
『経験は、望んでいたものが手に入らなかったときに得られる』
失敗こそが経験なんだと述べています。
あら?これって哲学書かな?と思いました。
もちろん20の原則が詳細に説明されています。
その20の原則を簡単に知りたければ、いちばん最後の原則20を読めばまとめて解説されているので、そこだけ読んでも十分かもしれませんね。
読了後の意識/行動の変化
本書のなかで繰り返される株式の「本質的価値」の推定こそが 私にとって、いや恐らく大部分の人にとって難しい問題です。
本書は逆張り投資、つまり安いときに買うことを基本にしています。
そのためには、その企業の「本質的価値」を分析し、割安になっている株を買おう、ということが推奨されています。
ただ、私のような投資の素人には「本質的価値」は見抜けないんですよね。。
「本質的価値」がわかれば、その価値より割安になっている株を購入すれば儲かる。
非常に単純ですが、基準となる「本質的価値」がわからないので、ちょっと私には活用は難しいかなと思ってしまいました。
インデックス投資で十分かなー。
基本情報
リンク:投資で一番大切な20の教え
入手場所:図書館
読み始めた日:2024年5月8日
備考:読書ノート10冊目
おわりに
個別株式は面白いんですが、考えることが多くて大変です。
私はたぶん もうあまり個別株はやらなそうです。
読んで頂き誠にありがとうございました。
髙草木