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【投資を始めたら付き纏う呪縛】 感想:『毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』 カン チュンド
感想
少し前に1億円貯める本について学びましたが、あれやこれやと頑張る投資よりも、積立投資で楽々のほうが私は好みです。
積立投資で7000万円もできたら十分ではないでしょうか?
投資の最大の敵は価格変動です。
もっと言えば、価格変動を気にしてしまう自分自身です。
これは筆者が
『あなたは投資を始めた次の日から、「儲かっているか、あるいは損をしているのか」という呪縛に囚われます。』
と指摘している通りです。
私のことを言っているんじゃない?と思うくらいその通りです。
もう買ったら最後、価格が気になって仕方なくなります。
損失が出ていようものなら、見ないフリをするか、あわてて売却して損失を確定するかのどちらかです。
しかし、積立の場合は、
投資の開始時期が分散されますし、
積立設定をしたら後は自動で購入してくれますから、
徐々に高く買うとか低く買うという意識がなくなってくる
のだと述べられています。
投資している意識がなくなってきたらシメたものです。
もう値段が上がった下がった、という呪縛から解放されて、淡々と投資が継続できるようになりそうです。
値段が下がってきているときは「安く買えるチャンス到来!」とか思えるようになったら、たぶん心理的には上級者じゃないかと思います。
その境地に至るには辛抱が必要そうですけどね。
さて、具体的な7000万円を作る試算を筆者は以下のように紹介しています。
投資額:月5万円、ボーナスでさらに20万円*2回
年間利回り:5.5%
投資期間:30年
この条件で7600万円になるそうですよ。
これをどう捉えるはそれぞれの人で違うでしょうが、共通して言えるのは、目標を具体化しておくことは大切じゃないかなと思っています。
この本を読んで実践したこと/したいこと
私の方針は変わりません。
淡々と積立投資を継続します。
ところで、資産運用における想定年間利回りって、本によって本当に幅広いですよね。
この本は5.5%としていました。
昨日紹介した本では7%と結構高めです。
いやいや、インフレ率も加味すると4.5%くらいじゃない?とする本もあります。
あんまり高い想定利回りは、皮算用感が出てしまいます。
まぁそもそも利回りを想定して計算するのは、全て皮算用の側面はあるんですけどね・・
私は低めに見積もるほうがいいかなと思っていますので、自分で資産運用のシミュレーションをするときは、さしあたり4.5%を採用しています。
また考え方は変わっていきそうですけどね。
おわりに
株でも投信でも、価格の変動を伴う資産を持つと、その推移が気になってしまうんですよね。。
でもなるべく気にせず運用を継続したいものです。
そのために 投資信託の定期積立で自動化 は合理的に思います。
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基本情報
リンク:毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術
購入場所:Kindle Unlimited
読み始めた日:2024年3月22日
備考:
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