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自分の意見の解像度が上がる本『自分の意見で生きていこう』

今までそれほど意識したことのなかった自分の「意見」。

単純に主張があればそれが意見になるのでは?ぐらいの感覚でしたが、
それが大きな間違いだということに気づきました。

それを気づかせてくれたのがこちら。

まだの方は是非手に取って読んでみることを強くお勧めします!

「意見」についての解像度が上がること間違いなし。

『自分の意見で生きていこう』ポイント

  • 現代社会は「正解のない問題」があふれている。

  • 学校教育では「正解のある問題」ばかり扱ってきたため、多くの人が「正解のない問題」に苦手意識を持っている。

  • 大切なのは「正解のある問題における正解を覚えること」ではなく、「正解のない問題について、自分の意見を明確に言える子供に育てる」こと。

  • 自分の意見を持つためには、「自分のポジション(立ち位置)」を明確にすることが重要。

  • 意見と反応は明確に区別する必要がある。

  • 「その人のポジション(立ち位置)がどこなのか、わからない言葉」は反応に過ぎない。

『自分の意見で生きていこう』感想

本書は、現代社会を生き抜くために必要な「自分の意見を持つ力」について、わかりやすく解説しています。

特に印象に残ったのが、「正解のない問題」への考え方。
学校教育では、答えのある問題ばかり扱ってきたため、多くの人が「正解のない問題」に苦手意識を持っている…。ただ現代社会は「正解のない問題」があふれている。そんな問題提起には納得しかありません。

本書では、そんな「正解のない問題」にどのように向き合えばいいのか、具体的な方法が紹介されています。

それが「自分の意見を言う」=「自分のポジションをとる」という考え方。

自分のポジションを取るということは、賛成か反対か明確に意思表示するということ。
こう考えると、それを避けてきたことに気づいて愕然としました。つまり、今まではその場に合うような反応をしてきただけで自分の意見なんて言ってなかった…そんな気づきになりました。
正直ショックではありましたが、それをここで知ることができたので、これからはそれを意識することができます。そうやって少しでも自分の意見がもてるようにしていこうと思えました。

また、意見と反応は明確に区別する必要があるという点も重要。
SNSなどでは、自分の意見ではなく、相手の意見に反応しているだけの人が多いように感じます。(自戒も込めて…)
それを見極める方法として「その人のポジション(立ち位置)が明確かどうか」が紹介されていました。これを意識するとただの反応なのか意見なのかが明確になるように感じました。

『自分の意見で生きていこう』今後のアクション

  • 自分の意見を持つように意識する

  • 自分の意見を明確にするために、自分のポジションを明確にする

  • 意見と反応を区別する「その人のポジション(立ち位置)が明確かどうか」を見極める

  • 「正解のない問題」について、積極的に考える

  • 子どもや家族と「正解のない問題」について対話する

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