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私の推し:伏黒恵くん

12月22日。伏黒恵くんのお誕生日。
だから、今日は、「私が好きな伏黒くん」を紹介します。

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伏黒くんの好きなところは、その真摯な姿勢です。少しぶっきらぼうに感じることもあるけど、真面目で、優しいところが大好きです。

『呪術廻戦 1』第6話。事件が起き、伏黒くんと虎杖、野薔薇ちゃんが、少年院に取り残された5名の在院者の安否確認に行く。現場に入る前に、泣いて心配している在院者・岡崎正の母親に会う。その姿を見て「助けるぞ」と気合いを入れる虎杖だったが、伏黒くん、虎杖、野薔薇ちゃんの3人が少年院の中に入ると、既に、岡崎正は特級呪霊にやられて死んでいた。

母親のため、その遺体を持って帰ろうとする虎杖に対し、伏黒くんは、「置いていけ」と言い放ち、虎杖とケンカをする。

このシーンだけみると、「優しい虎杖VS冷血な伏黒くん」のようにも見えるけれど、実は、伏黒くんが、少年院で殺された岡崎正の名札を持ち帰っていて、事件が片付いた後、その遺品を母親に渡しに行く。

名札を回収したのは、虎杖ではなく、伏黒くんです。
そして、それを母親に渡しに行ったのも、伏黒くんです。

そして、伏黒くんは、母親に告げる。

正直、自分は少年院の人達を助けることに懐疑的でした。
でも、仲間たちは違います。
成し得ませんでしたが、息子さんの生死を確認した後も、遺体を持ち帰ろうとしたんです。
せめて、これを。

(と、言って、洋服についていた「岡崎正」の名札を母親に渡し、こう続ける。)

正さんを助けられず、申し訳ありませんでした。

『呪術廻戦 2』第12話

ああ。やっぱり!
なんて律儀な人なのでしょう。

特級呪霊が闊歩する中、まだ、伏黒くんや虎杖には、やるべきことがあって、それは困難なミッションな上に、岡崎は、もう助からない。だから、やむなく、伏黒くんは「遺体は置いてけ」と言ったのです。岡崎正のことが憎くて置き去りにした訳ではなのです。

こんな真摯な態度を見せられては、岡崎正の母親だって、「・・・いいの。謝らないで。」と言うしかないですよね。ああ。

・・・

それから、伏黒くんの「強い」ところも、大好き。
呪術界御三家のひとつ禪院家の血を引き、「十種影法術」を相伝している伏黒くん。
やっぱり、呪術師なんだから、「才能がある」とカッコいいよね。

しかも、伏黒くんは、その才能にあぐらをかくことはなく、どこまでもストイック。(って、影山くんみたい。)いつだって、限界を超えた自分をイメージしながら、頑張っている。

イメージしろ 自由に!!
限界を超えた 未来の自分を

『呪術廻戦 7』第58話

これは、もう、みんなが知ってる伏黒くんの名言のひとつ。そして、このセリフのあと、渾身の領域展開「嵌合暗翳庭かんごうあんえいてい」を繰り出す。

そんな一生懸命な伏黒くんの姿に、キュンキュンしちゃいます。応援したくなります。

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禪院家の当主になって、「お家」の面倒に巻き込まれることを多くなって大変だと思うけど、これからも、ずっと素敵な伏黒くんでいてください。

伏黒くん、お誕生日、おめでとう!

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