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置いてけぼりをくらいたくないから、新しい言葉をたくさんくらっていく。
言葉の大切さを重じている人は、世の中のことや自分以外の事物のことを重んじることができる人だと思います。なぜなら、人の世の中は事物とそれを認識するための言葉で成り立っているからです。
さらには、事物として存在しないもの、例えば「感情」や「魂」や「幽霊」みたいなものも、言葉があることによって成立しています。つまりは、世の中って、言葉で出来ているんです。
世の中は言葉できている。
「言葉大事系」のことを書く人って、大体同じようなことを書いています。なぜなら、それは真理であるからです。世界は言葉で出来ている、なんて言う人もいます。それもまた真理です。
真理とは・・・本当の事。間違いでない道理。正当な知識内容。
この真理を用いて、僕がこの文章で伝えたいことは、「だから言葉を大事にしようね」っていう、もう何百回も誰かが誰かに伝えてきたことではなく、言葉と向き合う姿勢についてです。
イノベーションという言葉を知らない人に、イノベーションを起こせるか?
イノベーション(英: innovation)とは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。(Wikipediaより)
言葉を知らなければ、その概念を知ることが出来ず、またその言葉が指し示す状態になることもないと思います。ただ、状態については、あとでその状態のことを言葉で指し示すことは出来ますが。
例えば、同窓会したら本当に盛り上がって、みんなめちゃくちゃテンション上がっている状態にいるとします。この状態を「アゲアゲ」と呼ぶものだと思います。
この同窓会の後に、その状態のことを振り返った時「あの同窓会はマジアゲアゲだった」とその状態を言葉で指し示すことが出来ると思います。でも、アゲアゲという概念と言葉を知らなければ、その状態を一つの言葉で表すことは出来ません。(「アゲアゲ」で表す必要があるかないかは別として)
言葉を知ろうとすることは、概念を知ろうとすることであります。
言葉を知ろうとしないことは、概念を知ろうとしないことです。
イノベーションという言葉を知ろうとしない人は、イノベーションという概念を知ろうとしません。イノベーションした状態を想像することさえ出来ないと思います。
そんな人に、イノベーションを起こせるわけがないと僕は思うのです。
新しい言葉や新しい概念を知ろうとしない人は、新しい世界にいくことが出来ないと思います。正直、僕はそれで良いと思ってます。置いてけぼりをくらえば良いと思ってます。
僕は置いてけぼりをくらいたくないし、僕の身の回りにいる人にも、置いてけぼりをくらってほしくないので、せめて周りの人だけでも、一緒に先に進んでいきたいと思います。
自分の周りくらいは、アゲアゲでいきましょう!