見出し画像

ネットは人間関係が希薄って言うけど現実もそこまでじゃない

よくネットは人間関係が浅いって言います。

明日僕がnoteのアカウントを消したところで、誰も気にしないだろうし、もしかするとアカウントを消した事実さえ分からないかもしれない。

僕も何人かそういうnoteのアカウントは知っていますが、「なんでやろなあ」と思う事はあっても、そこまで突っ込むことはなかったです。

けど、現実の人間関係はネットと比べるて濃いかと言われるとそれはそれで違うんじゃないか?とも思ったのが無職2週間目の僕の感想です。

現実はネットより人間関係が濃いと言われるそもそもの部分として、僕は単純に毎日顔を突き合わせてるからこそ成り立ってることが前提だと思ってます。

会社とか学校に行ってれば、いつもいるヤツがいなけりゃ気になりますよね。数日来なければ「何かあったかもしれない」と考えるのは普通でしょう。

もっと言うなら家族がそうだ。家族の一人が部屋から出てこなくなれば「どうしたんだろう」と思われるのは当然です。

でもそれは毎日会ってて、その人との思い入れや断ち切れない繋がりがあるこそ成立するんじゃないかと。

じゃあ今の僕はどうなってるか?社会との接点がなくなってしまったので、明日物理的にいなくなろうがお亡くなりになろうが多分誰も何も言わない。気づかれさえしない。

え、それってネットと現実、何が違うの?

全部を全部ネガティブに語るつもりはなくて、例えばネットでもLINEやらXやらで毎日連絡を取っている相手が突然いなくなったらそりゃ気になるでしょう。ネットだけでの仕事関係だって今や普通にありますし、今はその点でネットと現実は垣根がなくなってきていると感じます。

多分、ネットの関係が薄いとか現実の関係が濃いとかじゃないんです。

もはやネットや現実ってのは人間関係を築くための手段でしかなくて、濃いとか薄いとかで語るレイヤーではないのでは?と。

単純に相手との接点の差、そして思い入れがどれだけあるかでしかないような気がしてます。

そりゃ顔を突き合わせてる分、現実の方が思い入れは強くなる傾向はあるでしょうけど、現実だって薄い人間関係なんていくらでもあるじゃないですか。連絡をとらなくなって顔さえ分からなくなったリアルな人って死ぬほどありませんか。

現実に生まれてきた自分と、Xのアカウントを作成した自分はそこまで変わんないような気がしてます。まあ、アカウントはいつでも消せるけど、人生はやり直しがきかないってところだけが違いですかね。

…段々こんなことを書いてる自分がヤバい方向に向かってるような気がしてちょっと心配なんですが、今日もなんとか現実逃避しながら生きてます(ダメじゃん)

いいなと思ったら応援しよう!