「なぜ、○○は□□なのか?」


最近本屋に行くと、このようなタイトルの本を非常に多く見かけます。

Facebook の広告などでも、このパターンのタイトルの広告はかなり多いです。

では、なぜこのような特定のパターンにはめてタイトルを決めているのでしょうか?

わかりやすいように例をあげます。

「なぜ、呼吸をするだけで痩せるのか?」という架空のタイトルで考えてみます。

このタイトルを見て、「呼吸をするだけで痩せるなら大歓迎!」という人もいれば、「いろんなダイエットを試してきたけど、呼吸をすれば痩せるってどういう理屈なの?」と考える人もいるでしょう。

でも大事なのは、このタイトルを見てどう考えようとも、見た人の頭の中では「呼吸をする=痩せる」という認識が出来上がってしまうという点です。

このように、相手がどう考えてもこちらにとっては正解な状態に持っていくことを「肯定的ダブルバインド」といいます。

これがもし、「呼吸をするだけで痩せました」なら、「本当に痩せるのだろうか?」と相手は考えます。

しかし、「なぜ呼吸をするだけで痩せるのか?」と理由を聞かれると、「呼吸をするだけで痩せる」ということが事実として刷り込まれてしまうのです。

そして、刷り込まれた内容が意外であればあるほど、好奇心が刺激され読みたくなるのです(^_^)