走り出した生徒会
本校でも始まった校則見直しプロジェクト。
デジタル目安箱に集まった意見を参考にしながら、見直しポイントを生徒総会でプレゼンしました。
今回の案は①靴下の自由化②自販機の値下げの2点。
実現が比較的簡単な二つを選んだようです。
生徒会で案に賛成の生徒は拍手で意思表示し、賛成多数で可決となる流れ。そして、今月の職員会議で生徒からプレゼンテーションしてもらうことになります。
見守っていた自分でしたが、ここの点については総会終了後に「待った」をかけました。
賛成する生徒はいいけど、反対だったり、意見が言えない生徒の思いを多数決で潰しちゃっていいの?と。
多数決は危険です。AかBかの二元論的な考え方を助長してしまいますし、勝つか負けるかの論破的な発想にもなりかねない、なるべく避けるべき方法だと思います。
そこで、生徒には、「もう一度デジタルで賛成か反対か聞いてみよう。反対の生徒の意見をまとめて、それを反映したり配慮する解決策を考えて、もう一度生徒に提示してみよう。」と伝えました。
時間はかかりますが、なにかを変えたり、なにかを捨てたりするってのはそういうことだと思います。
共創という言葉が好きで、よく使います。AかBかの判断ではなく、みんなでCを作るんだよと。二元論的な対立構造の中では、論破合戦です。冷静に論破されるって、人って一番傷つきますし、屈辱感を味わいます。
このプロセスはこれから一番大切にしたいと思っています。
壮行会も面白かったです。
高校生ミスターコンに出場中の瀬戸郁成くんに対する走行会。
過去にこうした壮行会はやったことありませんでしたが、学校の顔的な存在になりつつある郁成くんをみんなで激励しようというものでした。
頑張る人を応援する学校、いい感じです✨
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